自分磨きから脱却する「学び」を「お金」に変えていく考え方

カルチャー
人生100年時代は、いくつになっても学びが必要であると耳にします。しかし、資格の勉強やセミナー参加などで自分磨きに励んでいても、お金に変えられる人は案外少ないのかもしれません。
井上裕之著『「学び」を「お金」に変える言葉』より、学んだことをお金に変えていくための考え方をご紹介します。

人生100年時代は、いくつになっても学びが必要であると耳にします。しかし、資格の勉強やセミナー参加などで自分磨きに励んでいても、お金に変えられる人は案外少ないのかもしれません。

井上裕之著『「学び」を「お金」に変える言葉』より、学んだことをお金に変えていくための考え方をご紹介します。

「学び」と「お金」を結びつけて考える

一般には「学び」と「お金」は結びつかないと考える方が多いでしょう。でも、正しく学べば、その成果は必ず実る。現代の社会では実りはお金に置き換えられます。

4ページより引用

東京歯科大学大学院修了後、歯科医師として世界レベルの治療を提供するためにニューヨーク大学等で研鑽を続けた著者。現在は、歯学博士や歯科医院理事長の領域だけではなく、経営学博士や経営コンサルタントとして多分野で活躍しています。

世間では、「学び」と「お金」は別次元の物事のように考えられがちですが、実はそうではないと著者はいいます。

人生のクオリティを高めるためには「学び」と「お金」は欠かせない。正しく学ぶことで「学び」は「お金」に変えられ、豊かな人生に結びつくというのです。

著者が語る学びとは、たとえば資格の勉強をすることだけではないようです。大人の学びは次元が違っていて、他の人々の役に立つ知識やスキルを進化することなのだとか。

社会が必要としていて、同時に自身の人間性や人格を高める学びには、結果として実りがついてくるといえるでしょう。

つらい学びはやめた方がいい

いま学んでいることがとうていお金に結びつかないようならば、時間と能力のムダ使いだと言い切って良いでしょう。いますぐ学びの内容や方向性を見直すべきです。

27ページより引用

学びによって価値を作り出すことで、必然的に対価としてのお金が入ってくると語る著者。もし、今学んでいることがお金に結びつかないのであれば、見直しが必要であるといいます。

だいたいの場合は、方向性を見直すだけでその学びは社会的価値を持つようになる。意識を変えるだけで、新たな可能性を見出せるようになるようです。

学びの中から価値に変えられるポイントを見つけ出し、お金に変えられる方向に向かっていく。そして、成果を得るために、会得した学びを行動に移していかなくてはなりません。

著者曰く、そもそも歯を食いしばって頑張ってやるのは、本当の学びではないようです。それまで知らなかったものの考え方や人生を、より深く味わい知っていく。自分が着実に成長しているという満足感が、本当の大人の学びにはあるといえるでしょう。

だとしたら、つらいと感じる学びは、思い切ってやめた方がいいのかもしれません。

誰と学び、どう磨いていくのか

今の自分よりもステップアップしていきたいと考えているとしたら、クラスが上の緊張感の中に身を置くことも大事であると著者はいいます。

何を学ぶのかということと同じくらいに、誰と学ぶのかは大事であるといえるでしょう。上質な人と関わり、つながるためにお金を使うことを惜しまない。その人にあって自分にはないものとは何なのかを考えることも、自分を一段上げていく学びになるのかもしれません。

そして、本著では見た目にもしっかり投資していくことが紹介されています。自分をどう見せるのか、どう演出するのかは自己責任の一つ。見た目は人格の一つと意識して、きちんと見た目を整えることで自信が備わり、最高のパフォーマンスにつながるといえそうです。

見た目のために時間とお金をきちんと投資することは、自分を大事に生きていこうとすることにもなるでしょう。

自分磨きだけにとどまるのではなく、学びをお金に変えていこうとする意識を持って。一度しかない人生を自分らしく、豊かに過ごしていきたいものです。

タイトル:「学び」を「お金」に変える言葉
著者:井上裕之
発行:かんき出版
定価:1,200円(税抜)

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