堀江さんは今、30近いプロジェクトとかかわっています。そこでは自分自身にハブ的役割を担わせ、人と人をつなぐ拠点にしています。谷本さんはこの働き方を「プロジェクトプランナー」と呼んでいます。プロジェクトプランナーとして、新しいプロジェクトを企画する、精鋭のメンバーを集め、ディレクションして作っていく。
これこそまさに、好きなことを仕事にしている、代替不可能な人材と言えます。
これこそまさに、好きなことを仕事にしている、代替不可能な人材と言えます。
経営者、サービス開発者、投資家、講演家と時代に合わせて役割を変えながら、好きなことをやり続けているところは、谷本さんがいう新時代のリーダーそのものです。
未来の働き方に必要なのは偏愛力
これからの時代はAI(人工知能)と共存していかなければなりません。そんな時代のビジネスシーンを生き残るリーダーは、AIに代替不可能な人材であることが求められます。
谷本さんは「それを可能にするのが好きなことを仕事にすることだ」と考えています。
谷本さんは「それを可能にするのが好きなことを仕事にすることだ」と考えています。
新時代のリーダーが果たすべき役割は、好きなことをする仲間たちと高いレベルで仕事し、新しい価値を創造するために組織やチームを編成することです。
これはAIには決して担えないものです。谷本さんは「そんな働き方ができる人こそが代替不可能な人材であり、これからの時代に活躍できるリーダーだ」と断言します。
AIが普及すれば私たちの仕事がなくなるといわれますが、谷本さんは「技術や論理など生産性に直結する要素から偏愛、共感、信頼などへ求められるものが変わっている」と指摘します。AIが普及すればするほど、好きなことを仕事にしながら、誰もが成功できる社会がやってくる。というのが、谷本さんの主張です。
世界のVIP1000人のインタビューに学ぶ、トップリーダーたちが出会いの場でしている5つのこと
英ブレア元首相やマイケル・サンデル ハーバード大学教授をはじめ、世界のVIPをインタビューする経済キャスターでジャーナリストの谷本有香氏に、トップリーダーが最も大切にしている「出会い」の瞬間にしている5つのことを聞きました。
谷本有香(たにもと・ゆか)
経済キャスター/ジャーナリスト 証券会社、Bloomberg、日経CNBCなど金融経済番組のキャスターとして従事、日経CNBCでは初の女性経済コメンテーターに。2011年からフリーランスで活動中。英ブレア元首相やマイケル・サンデル ハーバード大学教授の独占インタビューはじめ、マレーシアのマハティール元首相やハワード・シュルツ スターバックス会長兼CEOなど世界の1000名を超える著名人にインタビュー。テレビ朝日「サンデースクランブル」にゲストコメンテーターとして不定期出演中。2015年4月~日経CNBC「夜エクスプレス」アンカー。 谷本有香オフィシャルサイト http://www.yukatanimoto.com