TO DOリストでタスクも一元管理
多くのファイルと同じように、さまざまなタスクも一元管理が有効です。TO DOリストを作れば仕事の山に埋もれることもなく、自分の日々の行動を「仕組み化」できます。
手帳やメモ帳で管理してる人もまだまだ多いでしょうが、デジタルのタスク管理ツールがおすすめです。繰り返しの予定の入力やリマインド(通知)機能があって便利ですし、タスクを繰り越すときもコピー&ペーストで済みます。outlook、グーグルカレンダーなどよく使うアプリについているものから試して、しっくりくるものを探してみてください。
また、TO DOリストにはなんでも入れることです。書類の作成、アポイントはもちろん、ある日鞄の中にペンを入れわずれたことに気が付いたら、すぐにその日の項目に「ペンを鞄に入れる」と入れます。作業系の項目だけではなく、思考系の項目も入れるのもポイントです。「プロジェクト管理の仕組みを考える」「今度読みたい本」などから、ふとした思いつきやビジネスアイデア、長期的な目標などもTO DOリストに入れておきます。定期的にリマインドするようにしておけば、その時点では時期尚早だったものの、忘れずにチェックでき活用できるでしょう。
また、outlookやRemember The Milkなどのアプリを使ってスマートフォンでチェックするようにすれば、タスク忘れ防止や自分のモチベーション維持にもなる「仕組み」になるというわけです。
泉 正人

ファイナンシャルアカデミーグループ代表一般社団法人金融学習協会理事
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークの3つの学校運営を行い、「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりのある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着をめざしている。『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。一般社団法人金融学習協会理事長。