コインチェック騒動の結末すら、ブロックチェーン技術を否定することはできない
2018年1月にコインチェックでNEM約580億分が流出しました。その後、ホワイトハッカーが追跡に参入したりと話題になりましたが、どうやら流出分はすぐに他の仮想通貨にチェンジされており、追跡は不可能だったのです。ブロックチェーン技術で追跡可能なのが仮想通貨の強みだといった一般的な概念は覆されました。
しかし、堀江氏は、ブロックチェーン技術そのものの欠陥を示す事件ではなかったと強調しています。ネット社会での仮想通貨の動きは、現実社会におけるお金の流れと、酷似し始めたとし、今後の仮想通貨およびブロックチェーン技術の可能性を疑いません。
現在は、まさに新たな経済圏が生まれようとする夜明け前、堀江氏には見えているのでしょう。あなたは、一緒に未来へ行けそうですか?
まとめ
堀江氏の博識ぶりと行動力からなる本書。ハイペースで本を出す彼ですが、自らの検証結果を提示できることが多いのが素晴らしいです。
「お金稼ぎより、信用できるヤツだと思われることのほうが嬉しい」と語る堀江氏。信用を得ることを目的とし貫いた結果、見事にお金が付いてきているそうです。
「お金稼ぎより、信用できるヤツだと思われることのほうが嬉しい」と語る堀江氏。信用を得ることを目的とし貫いた結果、見事にお金が付いてきているそうです。