意見を言わなくてもいい会議に参加させてみる
部下が自分の意見をいえる環境づくりをするのと並行して、自らが意見をいう必要のない会議にも参加させてみましょう。たとえば他部署のミーティングやリーダーが集まる会議など。
意見を言わなくてもいい=安心、ということではなく、会議の内容をしっかり聞く場を提供することです。どういった主題でどんな意見が交わされているのか、目的や方向性など、さまざまな観点から考える機会をつくってみます。
たとえば「リーダーの立場だとそういう方向性からものごとを考えるのか」「今度○○の業務で参考にしてみよう」など、自分のなかで新たな考えが芽生え、意識的な行動につながる可能性もぐっと高まるはずです。
成功体験の積み重ねが大きな自信へとつながる
能動的な部下は、上司の判断こそがすべてにおいて「大正解」だと捉えて今までやってきたのかもしれません。しかし、自分が考えを持つことはいいこと、仕事においてよりいい方向へつなげる可能性があることだと意識付けしましょう。
部下の考えが仕事においてよりよい成果を上がることで、成功体験が積み重なっていきます。いくつもの成功を体感することで、より一層大きな自信を持つことにつながるでしょう。ぜひ上司が部下の成長を後押しできるといいですね。
部下の指導・育成の悩みはプログラミングの勉強が役に立つ!?

2020年度から小学校の授業でプログラミング教育が必須化されます。それでは、これまでプログラミングというものを学んでこなかった人は特に学ぶ必要がないのでしょうか。実はプログラミングを学ぶことで、部下の指導・教育における問題も解決できるようになります。