「ジムに行かないフランス人」の秘密の運動法!
筆者がアメリカにいたときは、運動はジムでするものだと思っていたそうです。それもそのはず地元のカリフォルニアは自動車社会で、買い出しは週に一回、家事は外注することも多いそう。つまり日常的に運動する機会がなかったのです。
しかし、彼女が留学して間もなく、ホストファミリーをはじめパリにはジムに通っている人が少ないことに気付きました。食欲に忠実なパリの人が美しい体形を保ち、とても健康的に見えることがすごく不思議に思えたそうです。その秘密とは一体なんだったのでしょうか?
答えはごくごくシンプル。ふだんの生活で、動くことを楽しむのです! 知り合いのパリジェンヌは仕事や用事で出かけるときも、友達の家に遊びに行くときも、とにかくよく街中を歩き回っていたそうです。またホストマザーは、大型スーパーで済まさずに一軒一軒お気に入りのお店を歩き回りながら食料品を買うことを好んでいました。「外の空気を吸うのはいいことよ、ジェニファー。怠け者になってはいけないわ。」。筆者はそれまでの自分の行動を振り返り、いかに運動不足だったのかを思い知らされます。
みなさんは毎日運動していますか?「忙しかったり面倒だったりでなかなか運動できない」という人も多いのではないでしょうか。でも買い物はもちろん、掃除や洗濯、料理だって立派な運動。フランス人のように、楽しんで毎日コツコツやっていれば大きな効果を生むのです。私もとりあえず、楽しく掃除することから始めてみたいと思います。
アメリカからフランスへ留学した女性が、カルチャーショックを受けてライフスタイルを一から見直す。その物語には共感でき、男性の私も自分の生活を見直すきっかけを得ることができました。単調な毎日を繰り返していると、どうしても生活が疎かになりがちです。だからこそ、ポジティブに毎日のことを楽しむフランスの人々の生活ルールに学ぶべきものがあるのかもしれませんね!