【旅しながら自由に生きる】 オーストラリアでシェアハウスの管理人をしてみた

ワーキングホリデーや学生ビザなどで海外滞在に人気なオーストラリア。オーストラリアに滞在する際にシェアハウスが主流であることをご存知だったでしょうか。日本では馴染みのないシェアハウスの実態や相場、そしてシェアハウスマネージメントについて詳しく解説していきます。

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2018.11.18

オーストラリアのオーソドックスなハウスシェアについて

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上記でもすでに述べた通り、オーストラリアでワーキングホリデーや英語留学などをする際にはシェアハウスが基本となります。日本では家自体を複数人の住民が共有するなんてまるで「テラスハウス」のようで、テレビの中の世界のように現実感のないものに感じるかもしれません。
安さだけにこだわればドミトリー形式(複数人が同じ部屋を共有)のシェアハウスなどになりますが、もちろん家の中の一部屋を貸し切り、他の住民と顔を合わせるのはパブリックスペースのみの家も多いのです。
そのため基本的には他人との共同生活を好まない人であってもそこまで居心地が悪くないのがオーストラリアのシェアハウスです。

オーストラリアのシェアハウスの相場

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私はこれまでオーストラリアの都市間を旅してきました。その中でも北東部にある「ケアンズ」、オーストラリア最北端の街「ダーウィン」、そして世界一美しいと言われる最西端の都市「パース」でそれぞれ一ヶ月程度、シェアハウス滞在を続けてきました。
そこで気づいたのは、各都市のシェアハウスの相場の違いです。同じ国とは言え各都市間3,000~4,000キロメートル離れているため、もはや別の国のような違いがあります。
ケアンズの相場は、一人部屋「140~150ドル」、シェアルームで「100ドル」
ダーウィンの相場は、一人部屋「180~200ドル」、シェアルームで「140~160ドル」
パースの相場は、一人部屋「150ドル~200ドル」、シェアルームで130~150ドル」
ほどが一週間ごとの家賃の目安です。
各都市ごとのシェアハウスの相場を見れば、その街の海外滞在社の人口が多いのか少ないのかなどが見えてきて非常に面白いです。

オーストラリアのシェアハウスマネージメントについて

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オーストラリアのシェアハウスマネージメントについて
オーストラリアのではシェアハウスのオーナーがシェアハウスの一部屋に一緒に住んでいることは少なく、別途、住人の中からマネージメントをする人が必要なことが多いです。
マネージメント業務を担当する上ではもちろんメリットとデメリットがあります。
デメリットはもちろん家の管理をするということです。ゴミ捨てや共有消費財の管理・補充、家賃回収や住民の募集など、割とやることがあります。
オーストラリアは都市間を移動しながら働くワーキングホリデービザ保持者が多く、短期での滞在者が多いため、ひっきりなしに入居しては退去していく間の処理をする必要があります。
メリットは自分自身の家賃が掛からないということ、そしてオーナーとの取り決めにもよりますが毎月の収益の一割程度がマネージメントサラリーとして得られるということです。
私の場合は基本的に在宅ワークをしながらシェアハウスの管理をしています。そのため家の管理は容易く、メリットとデメリットを天秤にかけるとメリットの方が大きいと言えます。
またシェアハウスマネージメントをしている人の多くは、ワーキングホリデービザの保持者が多いです。そのため私のように在宅ワークをせずとも、家の管理さえすれば人気のファームワーク・ファクトリーワークなどに出かけるということもできます。
日本にいるとなかなか経験できないシェアハウスのマネージメント。オーストラリアに長期滞在をするのであればおすすめの仕事の一つです。

まとめ

今回の記事ではオーストラリアのシェアハウスについて解説をしていきました。シェアハウスの習慣に馴染みがなければ不安かもしれません。しかしシェアハウスでは様々な国の友人を簡単に作ることができます。
もしオーストラリアに長期滞在する際には、是非見知らぬ国の人たちとのルームシェアやハウスシェアを楽しんでください。
森島啓

森島啓

オーストラリアを旅しながら読書・ライティングに励んでいます。 現在は旅を続けながら生きる方法を模索中です。
【ブログ】じゃそれで(Up to you)( https://hira-jasorede.hatenablog.com) 
【著書】なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう(https://www.amazon.co.jp/dp/B07J692M68/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_zfzZBbBQ67VC7
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