ルーチンワークを「仕組み化」する
ふたつ目はルーチンワークを「仕組み化」することです。例えば出張のときの持ち物を、「下着と着替えは×日分」「パソコンの電源、カメラのバッテリーに……それから……」と毎回考えてはいませんか。年に1度のバカンスの準備であればひとつひとつ吟味しながらの荷造りも楽しいでしょうが、忙しい仕事の合間の出張準備に頭を悩ませるのは時間の無駄です。パソコンで荷物のチェックシートを作っておき、出張のたびにプリントアウトして荷造りすれば、忘れ物もなく準備ができます。さらに気づいたことがあれば、その都度更新していきます。こうして「仕組み」を作っていきます。考えなくてよいことにわざわざ頭を使う必要はありません。「仕組み化」すれば、頭も時間も使わずに、完璧に作業を素早く終わらせることができるのです。
最後にもう一度、「仕組み」で考える人の7つの習慣をまとめておきます。
①楽することにこだわる
②シンプルに考える
③記憶せずに、記録する
④わからないことは聞く
⑤自分の仕事を時給で判断する
⑥うまくいってる人の真似をする
⑦自分を「型」にはめる
いかに労力をかけないかという視点を、常に忘れないようにしましょう。
①楽することにこだわる
②シンプルに考える
③記憶せずに、記録する
④わからないことは聞く
⑤自分の仕事を時給で判断する
⑥うまくいってる人の真似をする
⑦自分を「型」にはめる
いかに労力をかけないかという視点を、常に忘れないようにしましょう。
家族全員が豊かな未来を築くために~『お父さんの「こづかい」は減らすな!』[第1回]~
お金がもっと欲しいと思って取った行動が、実は、お金を遠ざける結果になっているかもしれません。NG行動に気づき、 “発想"を少し切り替えることで「お金持ち体質」が手に入ります。泉正人の最新刊『お父さんの小遣いは減らすな』より特別編集編をお届けします。
泉 正人
ファイナンシャルアカデミーグループ代表、一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークの3つの学校運営を行い、「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりのある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着をめざしている。『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。一般社団法人金融学習協会理事長。