アントワネットは、義理の妹に対して遺書を書き送りました。その中にはこのような一説がありました。
「犯罪者にとって死刑は恥ずべきものだが、無実の罪で断頭台に送られるなら恥ずべきものではない」というものでした。
「犯罪者にとって死刑は恥ずべきものだが、無実の罪で断頭台に送られるなら恥ずべきものではない」というものでした。
アントワネットは、時代の大きなうねりの犠牲になった悲劇の女性です。彼女は誤解と醜聞のなかで、死んだ後も存在し続けています。後世の私たちが彼女の本当の姿を知ることは難しいですが、彼女にまつわる芸術作品は今でも多く作られています。決して真実が明らかになることはないですが、私たちは醜聞に彩られた彼女の人生を見つめ直す必要があるかもしれませんね。
借金王ジュリアス・シーザー 借金で、世界の半分を手にした男

今では、歴史の教科書に当然載っている有名なシーザーですが、意外なことに彼は40歳を過ぎるまで、公職につくこともなければ、手柄を挙げて有名になることはありませんでした……
この記事に興味がある人におすすめ
ルウ・ハイアン
文筆家・歴史家として各メディアに寄稿。投資家としての側面も持ち、投資界隈の話題には事欠かない。また経済のトピックを誰にでもわかるように話す技術には定評がある。映画や書籍、または海外ゴシップにも精通している。日本語の他に、中国語・英語も堪能。