2019.1.18
人生の転換点となるかもしれない「面接」、緊張するのは当然
企業家で面接に関する著作を多数出版しているダヴィッド・ブオナヴェントゥーラは、ハリス・インタラクティヴの結果も当然のことと語ります。就職の面接は、ひょっとしたら今後の人生を左右しかねない重要な転換点に位置するからです。
昨今の面接は、形式的なものではなく面接を受ける人物の内面まで浮き彫りにする形のトリック型の質問が多いといわれています。実際に、社内で力を発揮するのは学歴よりも知力であるためでしょう。
人生の切所である重要な面接、具体的にどのように乗り切ったらよいのでしょうか。
映画の中の一人物像のように、自身の性格を分析し構築する
そこで、ブオナヴェンツゥーラはどんな質問が来ても胆力を発揮できるよう、面接前の準備としてまずは自分の性格をしっかり把握することが大切だと主張します。
それには、映画の中の人物のように、客観的に自分の姿を文字にすることが役に立ちます。
また、さまざまな質問を想定して、それに対してどのような答えを語るのが最も自分の性格、長所を相手に印象付けることができるのかシミュレーションを行ってみましょう。その答えによって、人物像が脈絡のないものにならないようにすることも事前準備の大事なところです。
面接担当者の年代も重要?
ブオナヴェントゥーラによれば、面接を担当する係員の年代も多少は考慮に入れる必要があるのだそうです。