2018.10.23
血流を意識した食事をとる習慣
生活の基本となる食事では、血流を意識することが大切です。血流の改善で長寿遺伝子が活性化され、健康寿命を延ばすことにつながるためです。
そのためにすぐに取り入れられる食習慣は、摂取カロリーの調整です。肥満傾向にある人は、まずはご飯の量を1口減らすことからはじめてください。糖質の多い白米を食べる量を減らすことで、無理なく摂取カロリーを減らすことができます。1口減らすことに慣れたら、2口、3口と、徐々に食べる量を減らしていきましょう。また、会社の飲み会などでカロリーを多くとる傾向にある人は、それ以外の食事で1日の摂取カロリーを調整するようにしてください。
摂取カロリーの調整に加え、血管の老化を防ぐ抗酸化物質を摂取しましょう。体の老化を進行させる原因は、活性酸素です。活性酸素は、暴飲暴食や運動不足、喫煙、ストレスなどで増える傾向にあります。
この活性酸素を減らすために、毎日の食事の中に抗酸化作用のある食材を積極的に取り入れていきましょう。特に、若返りビタミンと呼ばれるビタミンCやビタミンE、βカロチン、ポリフェノールがおすすめです。ビタミンCはトマトやブロッコリーに、ビタミンEは豆類に多く含まれます。またβカロチンは緑黄色野菜に、ポリフェノールはリンゴや赤ワインに豊富に含まれています。そのため食事では、緑黄色野菜を中心とした野菜サラダを多めに取ることが大切です。飲み会でも、抗酸化作用を考えてできるだけ赤ワインを飲むようにしましょう。
体を動かす習慣
体を動かすことも長寿遺伝子の活性化に効果的です。ただし、休日にだけスポーツをするなど運動する頻度が低い場合は、あまり効果は期待できません。長寿遺伝子を活性化させるためには、継続的な運動が必要だからです。
運動習慣がない人の場合、帰宅後のジョギングやウォーキングは負担が大きく続かないことがあります。そのため、まずはできるところから少しずつ運動習慣をつけるようにしましょう。たとえば、帰宅時に駅から家まで早歩きする習慣をつけることです。早歩きすることで、普段よりも高い強度で運動することができます。これに慣れたら、距離を増やす、出社時にも早歩きをする、そして毎日ジョギングの時間をつくるなど、運動する時間を増やしていってください。
運動によって体脂肪を減らすことも、長寿遺伝子の活性化に効果的です。膨張した脂肪細胞からは、血流改善や脂肪燃焼に効果的なホルモンが分泌されません。そのため、継続的な運動で体脂肪を減らし肥満を解消することで、健康寿命を延ばすことにつながります。
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