2018年10月15日 更新

富裕層になるために経験しておくべき職業とは

世界の富裕層は最初から富裕層だったのでしょうか?実は彼らの多くは普通のサラリーマンとしてそのキャリアをスタートしているのです。彼らの最初のキャリアから富裕層になるために経験しておきたい職種について見てみましょう。

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2018.10.15

世界の富裕層が初めて就いた職種は営業だった

イギリスの人材会社AARON WALLIS社が2017年に世界トップ100にランクインする富裕層を対象に面白い調査を実施しました。彼らはその調査で世界の富裕層が最初に就いた仕事と現在の地位との関連性を導きだそうとしたのです。
調査の対象となったのは、世界的経済誌フォーブスが純資産を基に発表した世界億万長者トップ100リストに名を連ねる億万長者達です。リストにはアマゾンの創始者であるジェフ・ベゾス、投資家であるウォーレン・バフェットそしてマイクロソフトの共同創始者であるビル・ゲイツなどのそうそうたるメンバーが名を連ねています。
まず調査では100名の著名な億万長者達がどこで社会人として最初のキャリアをスタートさせたかを調べました。結果、全サンプル100名中30%が実家のビジネスでキャリアをスタートし、17%が起業、そして残りの53%が他の組織にてキャリアをスタートしたことが判明しました。
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この中でAARON WALLIS社が注目したのは全体の53%に該当する「他の会社で最初のキャリアをスタートさせた」富裕層です。なぜなら多くの人にとって最初のキャリアをどこかの組織でスタートすることは一般的で、すでに成功したビジネスを持つ家柄に産まれた富裕層や起業して成功した富裕層からは参考になるものが得られないからです。

最初のキャリアとして他の組織で働きだした富裕層が選んだ職種で一番多かったのはなんと「営業職」でした。他の組織でキャリアをスタートさせた53名の億万長者のうち約19%を占める10名が営業職を経験していたのです。
これら10名の中にはデルの創始者マイケル・デル、投資家のジョージ・ソロス、そして実業家のマーク・キューバンなどが含まれています。ジョージ・ソロスは玩具を扱う卸店の営業としてキャリアをスタートし、マイケル・デルの最初の仕事は意外にも新聞社での電話営業担当でした。

なぜ「営業」としての経験が富裕層になるために優位に働くのか

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「営業職」に対して厳しいノルマ、ごますり、いかさまなどマイナスなイメージを持っている人もいるかも知れません。しかし、「(第三者に)物を売る」という行為は論理的思考を駆使し、いかに相手に自分が売ろうとしている物が良いかを納得してもらえるよう伝えなければならず、とても高いコミュニケーション能力が要求されます。

どのようなビジネスをするにしてもコミュニケーション能力が高い方が有利であることは周知の事実です。営業職はコミュニケーション能力の高さが物をいう仕事であり、キャリアの早い段階でコミュニケーション能力を鍛える機会を持つことはその後のビジネスにもプラスの効果をもたらすと想像するのは難しくありません。

また、営業という仕事では無下に扱われたり、契約を断られたりと他人から冷たい仕打ちを受ける場面に遭遇ことが珍しくありません。そのような経験を通して我慢強さ、自律心、自信、交渉力そして契約を勝ち取る力といった世界の富裕層に共通する資質を学べることも世界の富裕層が営業職をファーストキャリアとして選択した理由と言えそうです。

富裕層になるために経験すべき「営業」以外の職種とは

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ここまでなぜ営業職が富裕層の仲間入りをするために経験すべき職種であるかについて述べてきましたが、次に世界の富裕層がファーストキャリアとして選んだ他の職種についても見ていきたいと思います。

営業職に次いで世界の富裕層がファーストキャリアとして選んだ職種はストックトセールスであり、これは全体の17%を占める結果となっています。ストックセールスの後にソフトウェア開発者とエンジニアが同率で続き、残りをアナリスト、会計・財務、小売りアシスタントそしてマーケティングなどの職種が占めています。
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