2015.10.19
さて、今年もいくつかのお誘いを受けてミーティングに参加してきました。この季節らしい3つの“なるほど”ミーティングをご案内します。まだまだ、みなさんにも間に合う賞味期限付きの季節のテーマです。
朝食テラスミーティング
ある日朝食に招かれました。私が待ち合わせ場所に15分前や30分前に到着しても、やはり富裕層は先にお越しになっていました。ご挨拶もそこそこに済ませ、この時期は迷うことなく最高に気持ちいいテラス席へ移動です。移動中、秋のきれいな空気のせいでしょうか。靴の音心地よく響きます。そして、着席したテラス席は、湿度や気温もさることながら朝日がほどよく眩しくて素晴らしい。でも、その席よりも、その富裕層が朝早くからウエイターと丁寧な会話をしていることが私には一番眩しく感じられました。
さて、富裕層は素敵な眩しさを発しながらミーティングを始めましたが、恐ろしく効率が良い。そして、ものすごく有意義な時間です。
さて、富裕層は素敵な眩しさを発しながらミーティングを始めましたが、恐ろしく効率が良い。そして、ものすごく有意義な時間です。
私は、早朝ミーティングがここまで効率的であるにはちゃんとした理由があると感じています。それは、お互いにわざわざ朝一番に出掛けてまでミーティングをする。だから、無駄な時間にしたくない。だから、前日から万全の体調で臨めるように心と体を準備する。だから、ミーティングがだらだらした打ち合わせでなくクリエーティブな内容になる。この“だから、だから”の好循環こそが最高のミーティングになる要因ではないかと思っています。それを、この季節に行うと効率が倍増しですね。
富裕層の習慣「7つの夏の真実」

富裕層の私生活にどのようなイメージをお持ちですか。夏になると長期の海外バカンスに出かけているとか、こんがりと日焼けしているとか、プールサイドで高級リネンを身にまといシャンパングラスを傾けているとか……
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グリーンミーティング
グリーンミーティングとはゴルフミーティングです。ゴルフについては色々な方から良い評価も悪い評価も受けていますが、今回は良い話。
グリーンミーティングの良いところは、何と言っても参加者同士の接している時間が非常に長いこと。朝の集合からゴルフ場までの移動、ロッカールームからプレー中、プレー後のロッカー&お風呂、そして会食から帰宅まで、なんと12時間を超える長時間ミーティングです。しかも、本物の富裕層は、その間ほとんどスマホを確認したりすることはありません。つまり、そのほとんどの時間を会話して過ごしていることになります。
この12時間を有意義に過ごすには、それ相当の情報量と知識量がないとお互いに間が持ちません。富裕層はこのミーティングで相手の深さも図っているのです。この時間は、日本からNYまでの飛行時間と同じぐらいですが、もし一緒に飛行機に搭乗しても、その間ほとんどの時間を会話している人は少ないと思いますので、グリーンミーティングは機内ミーティングより会話の多いミーティングということになります。
加えて、この季節のグリーンミーティングがなぜ好まれるかというと、それは、気候的に疲れないから。ゴルフが終わって自宅に戻っても何かをするのが富裕層。家族サービスや仕事だったり、趣味だったり、さらに別の友人と会食とか。だからこそ、疲れないこの時期にゴルフとミーティングをダブルで満喫するのです。なお、グリーンミーティングはハイキングミーティングや公園ミーティング、そしてマリーンスポーツミーティングでも代替が可能です。