2019.12.3
首を太くするトレーニング①ネックフレクション
首の筋肉を太くするためには、部位に分けて鍛えると効果的です。まずは、首の前側から鍛えていきましょう。首の前部にある胸鎖乳突筋を中心に鍛えるトレーニングに「ネックフレクション」があります。負荷を抑えて次の手順で行いましょう。
①床に仰向けに寝る
②つま先を見るように頭をゆっくりと持ち上げる
③持ち上げたところで2~3秒キープする
④ゆっくりと頭を下ろす
②つま先を見るように頭をゆっくりと持ち上げる
③持ち上げたところで2~3秒キープする
④ゆっくりと頭を下ろす
このトレーニングを、15回×3セット行いましょう。頭を持ち上げる際は、肩を床につけたまま首の付け根を支点にあごを引くようにしてください。また筋肉への刺激が足りない場合は、負荷を上げたり可動域を広げたりしましょう。負荷を上げるためには、額を手で軽く抑えたり水を入れたペットボトルを額に乗せたりすると効果的です。可動域を広げる場合は、ソファーの端から頭だけが出るように仰向けに寝てください。そして、首を後ろに反らせた状態からトレーニングをはじめるようにしましょう。ただし、首はたいへん繊細な部位です。そのため、慣れないうちは腕の力を使って強く押し付けることのないように注意してください。
首を太くするトレーニング②ネックエクステンション
「ネックエクステンション」は、首の後ろ側にある僧帽筋の上部を鍛えるトレーニングです。次の手順で行いましょう。
①床にうつ伏せになる
②頭をゆっくり持ち上げる
③持ち上げたところで5秒キープする
④頭をゆっくり下ろす
②頭をゆっくり持ち上げる
③持ち上げたところで5秒キープする
④頭をゆっくり下ろす
このトレーニングを15回×3セット行ってください。ネックエクステンションも、筋力に余裕がある場合は負荷を上げたり可動域を広げたりしましょう。負荷を上げる場合は、後頭部に両手を乗せて頭を上下させてください。また、ソファーを利用して頭だけ出る体勢から行うことで、可動域を広げることができます。
僧帽筋は、首から背中の中央部にかけて存在する大きな筋肉です。ネックエクステンションでは、首の上部以外の僧帽筋も一緒に使われます。そのため、負荷を上げても刺激が足りないケースが少なくありません。その場合は、次の手順で負荷の強いトレーニングを行ってください。
①床に仰向けになる
②頭の下に枕や重ねたタオルを置く
③後頭部を床に強く押し付けて5秒キープする
④ゆっくり力を抜く
②頭の下に枕や重ねたタオルを置く
③後頭部を床に強く押し付けて5秒キープする
④ゆっくり力を抜く
このトレーニングを10回×3セット行いましょう。後頭部を床に押し付ける際、首を反らせてブリッジの体勢にすると、僧帽筋上部により強い負荷をかけることができます。