浅い人と深い人、その違いは教養にあるのだとか。雑学や豆知識という観点ではなく、自分の中に取り込んで統合し、血肉となるような幅広い知識としての教養。そこでカギとなるのが、物事の本質を捉え、理解する力であるといえるでしょう。
単なる物知りではなく、教養が人格や人生にまで生きている人が深い人であると著者は語ります。「深みを感じる取る力」を身につけて深い人になっていくためには、読書ほど適したものはなさそうです。
単なる物知りではなく、教養が人格や人生にまで生きている人が深い人であると著者は語ります。「深みを感じる取る力」を身につけて深い人になっていくためには、読書ほど適したものはなさそうです。
思考を深める読書の仕方
思考を深めるために大切なこととして、自分に引きつけて考えることであると著者はいいます。読書についていえば、ただ、本を読んで物語の筋を理解するだけではなく、自分自身に引きつけて考えることが重要なようです。
次に、感情を動かして読むこと。思考が深まりやすいのは、感情が動いているときなのだとか。頭と心の両方が大事であり、本を書いた人物の心と一緒になって感動しながら読む。感情を乗せて読むことで、より深く本の世界に入ることができるようです。
その他に、著者はメモを取ることを勧めています。ぼんやりと本を読んでいるだけでは、今、自分の思考が深いのか浅いのかがよくわからないものです。読みながら感じていることをメモすることは、思考の深掘りを続ける一助になるようです。
読んだ本について人に語る上で理解が曖昧だと、きちんと言葉にできないものです。誰かに話しつつ、質問を受けたりしながら話すことで、より思考が深まってくるのだと著者はいいます。
多くの深い理解を導くことができる読書という行為。もっと身近に楽しんでいきたいものです。
多くの深い理解を導くことができる読書という行為。もっと身近に楽しんでいきたいものです。
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タイトル: 読書する人だけがたどり着ける場所
著者: 斎藤孝
発行: SBクリエイティブ
定価: 864円(税込)
著者: 斎藤孝
発行: SBクリエイティブ
定価: 864円(税込)
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