2018年9月18日 更新

イタリアのイクメン事情 男子トイレでのおむつ替えやPTA活動にも積極的

母が強いといわれるイタリア。その一方で、イタリアはヨーロッパでも男尊女卑が残る国としても有名という矛盾があります。映画『ゴッドファーザー』の男性像がそれ。 しかし、母親に支配されていたり、男性優位を振りかざしていたイタリア男子たちが変わりつつあるのです。

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2018.9.4

「おむつ替えは母親の義務だと誰が決めたの?」

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イタリア南部には依然として「男子厨房に入らず」に固執する男子が多いものの、ミラノであるキャンペーンが広がっていました。
 インスタグラムで「私は変える(#Iocambio)」というハッシュタグを検索すると、女子トイレでおむつを替える男性たちの写真が登場します。
 衛生的で清潔な公衆トイレがあちこちにある日本に慣れた人にとって、ヨーロッパを旅行するときに憂鬱なのが公衆トイレ事情。これに比例して、赤ちゃんのおむつ交換台も公共の場には少なく、ミラノではこれを問題視する人が多かったのです。
 この運動のイニシアティヴをとったのは、Onalimというミラノの協会でした。より良いミラノを目指し、7月25日から男性たちがおむつを替える写真の投稿を開始したのです。
これに真っ先に呼応したのは、トスカーナ州の空港でした。
 8月11日、twitterでフィレンツェとピサの空港内にある男性トイレに、おむつ替えの台が設置されたことが告知されたのです。

父親の世代とは異なるライフスタイルを

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 市場調査や統計分析の専門機関「DOXA」は、20歳から54歳のイタリア人男性を対象に「食生活」についてのアンケートを実施しました。その一項に、「台所で料理をしますか」という質問があったのです。
『ゴッドファーザー』を地で行くように「絶対に台所には入らない」と答えたのは、全体のわずか8パーセントでした。実に、90パーセント以上の男性が「常に」「週に何度かは」「気が向いたときに」「必要に応じて」台所で料理すると答えました。
 常に料理をすると答えた男性は、半数に迫る41パーセント。27パーセントの男性は、「料理をするのが楽しい」とコメントしているのです。
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井澤 佐知子 井澤 佐知子