2019年3月15日 更新

海外で活躍するには日本の伝統文化は必須の教養

海外で活躍する国際人になるために必要なのは、日本の伝統文化を説明できることであると、国際交流にたずさわる人がよく口にします。その理由や、どんな知識をどこで身につければ良いか解説します。

日本の伝統文化を学べる場は意外に多い

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「日本伝統文化伝承師」というNPO法人の職業技能専門教育研究機構が認定する民間資格があります。スクールで所定のカリキュラムを修了すると認定されるというものですが、「衣食住」「芸能」「芸道」「伝統行事」の4つのカテゴリーにわたって幅広く学び、最終的に誰かに教えられるようになることを目指します。これも広く浅い知識が求められていて、たとえば戦国武将や幕末や忍者に詳しいだけの歴史マニアの人では取れないような資格です。資格取得の対象として、文化庁開催の伝統文化親子教室のような場で青少年の教育にたずさわるような人や、通訳、観光ガイド、日本語教師のような外国人に接するような人を想定しています。
総合的な日本伝統文化伝承師の養成コースは50万円近い費用がかかりますが、大学や自治体やカルチャースクール、博物館や美術館、神社や寺院などが開いている個々の伝統文化の講座なら、費用もリーズナブルです。探してみれば意外に多くの教室があります。NHKや放送大学などのテレビ、ラジオの講座や、eラーニングの講座もあります。
「歌舞伎の見方」「浮世絵の鑑賞法」「○○焼の歴史」のような初心者向きのライトなものでも、外国人に日本の伝統文化を紹介する時には役に立つでしょう。その道の師範や専門家を目指すわけではないので、知識は「広く、浅く」身につけることがポイントです。

寺尾淳(Jun Terao)

本名同じ。経済ジャーナリスト。1959年7月1日生まれ。同志社大学法学部卒。「週刊現代」「NEXT」「FORBES日本版」等の記者を経て、現在は「ビジネス+IT」(SBクリエイティブ)などネットメディアを中心に経済・経営、株式投資等に関する執筆活動を続けている。
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