職場での人間関係には明るい表情が欠かせない!
あなたが「この人と仲良くしたい」「一緒に仕事をしたい」と思う人はどんな人ですか?イメージしてみてください。スキル的に仕事ができるだけではないはずです。毎日顔を合わす相手こそ、明るい表情でコミュニケーションを交わせるほうが生き生きと仕事がこなせそうですよね。
プライベートはもちろん、職場でも明るい表情・笑顔は重要なキーワード。いくら仕事がスムーズに進んでいたとしても、暗くてうつむき加減な様子であれば、ポジティブで楽しい職場環境をつくることもできないのです。
嫌なとき・辛いときこそ笑顔で背中を後押し
スポーツ選手のインタビューなどでもよくありますが、「辛いときこそ明るい気持ち・明るい表情で乗り切ることが勝利への道」ともいいます。嫌なときに嫌な顔をするのも、人間らしく喜怒哀楽がはっきりした性格・特徴のひとつです。
しかし、そんなときこそ笑顔を保つことで、自分の心を鼓舞してポジティブに前を向くきっかけにもなります。ビジネスシーンでは人間関係で辛いこと・予想外のことも起こるもの。自分で笑顔を作ることにより、自ら背中を後押しするきっかけとなるでしょう。
笑顔が素敵な人はこんな特徴がある!
・口角が上がって口だけでも笑みが溢れている
・笑顔に白い歯が印象的
・眉もよく動いて表情豊か
なかでも一番印象に残るのが「口元」ではないでしょうか。口角が上がっているか下がっているかで、表情にも大きな差があらわれます。普段の表情から口角が下がっていると、いつも何だか面白くなさそうな、つまらなさそうな印象に見えてしまうかもしれません。
前面に歯を見せなければならないということではありませんが、口角の上がった口元から歯が見えていると、明るい表情のイメージが相手にも残ります。口元は表情を形づくる重要な要素なのです。
明るい表情を作るコツ・トレーニング法
明るい表情を作るには、表情筋が重要です。なかでも口のまわりにある口輪筋、口の横の頬あたりにある笑筋、目やそのまわりにある眼輪筋のほか、大頬骨筋、小頬骨筋などがポイント。これらをうまく使い、表情を豊かに素敵な笑顔が作れるようにしていきましょう。
たとえば口を「ウ・イ」の形に5秒ほどキープし、それを繰り返してみてください。頬のあたりなどの筋肉が動くのがわかるはずです。また、口のなかで舌を回す動きも有効です。この他、口をしっかり閉じて右頬・左頬・上唇・下唇にそれぞれ空気をためて5秒ほどキープしてみてください。これも表情筋の細かな筋肉を動かすことにつながります。
輝く表情作りのために日ごろからできること
表情筋を継続的に鍛えるには、朝・昼休みなどの休憩時間・夜などのちょっとした時間をつくってストレッチをすることが大切です。何時間も行う必要はなく、ちょっとしたすき間時間を使って、ストレッチを行ってみましょう。
先述したトレーニング法を参考に、日頃から鏡を見て自分の表情に注意を向けてみてください。鏡を見ないと、自分がどんな顔をしているのかもわかりません。鏡を見ながら日々ストレッチを継続することで、「今日はいい表情」「今日はちょっと表情が曇っているかも」というのがわかるようになります。