2018年7月30日 更新

【インベスターZ祝ドラマ化特別企画】10億の資産を築いたサラリーマン、本田静六に学ぶ

『インベスターZ』にこんなシーンがあります。 投資の知識を身につけ、成功を収めつつあるさくらの母は、経営する喫茶店を訪れる常連さんたちの要望で、お金についてのミニ講義を行います。彼女が尊敬してやまないという本田静六は「仕組み」を巧みに操り、勤め人でありながら莫大な財産を築きました。

「日本のウォーレン·バフェット」と呼ばれる静六はどんな人物だったのでしょうか。

10億円の資産を作ったサラリーマン

わたしには確信があります。特別ではないことの積み重ね。「平凡を極める」ことこそ、個人投資家にとって成功の近道だと感じています。
みなさんに紹介したい大先輩がいます。
本多静六(1866年〜1952年)です。
江戸末期に生まれ、明治維新、日露戦争、太平洋戦争を生き抜いた投資家が、
生涯をかけて築いた資産はいくらでしょうか。

なんと、現在の金額で「10億円」にも及びます。
彼はプロの投資家ではありませんでしたし、経営者でもなければ、
お金持ちの息子でもありませんでした。現役時代は,東京農科大学(現在の東京大学農学部)で教授を務めた人物で、サラリーマンだったのです。国立大学勤務でしたから、決して高給取りでもありませんでした。
そんなサラリーマン教授が、なぜ10億円もの巨額資産を蓄えることができたのか。
答えは、拍子抜けするほどに単純です それは――。

貯まる仕組み「給料4分の1天引き貯金法」

「給料4分の1天引き貯金法」。
本多静六は、これを25歳から一生涯コツコツ続けました。給料が入ったら、4分の1を給料袋から引き抜いて「もらわなかった。なかったことにした」というんですね。月収が25万円なら6万円が貯金に回る計算です。
むろん、彼には家族もいましたし、親戚とも同居していたようですから、若いころの生活は苦しかったといいます。しかし、彼にはある長期的な目標がありました。それはこういうものです。
「四十までは勤倹貯蓄(倹約に務めて貯金にはげむ)、生活安定の基礎を築き、六十までは専心究学(学問を究めるために集中)、七十まではお礼奉公(社会貢献)、七十からは山紫水明の温泉郷で晴耕雨読(晴れの日は土いじり。雨の日は読書)の楽居」(本多静六『私の財産告白』より)
30 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

堀江貴文×西野亮廣の痛烈アドバイス!「バカと付き合うな」

堀江貴文×西野亮廣の痛烈アドバイス!「バカと付き合うな」

実業家・堀江貴文氏と芸人・西野亮廣氏の共著『バカと付き合うな』。2人とも日頃からいろんな発言が議論を呼び、もはや日本の炎上ツートップなのでは? と個人的に思っているのですが、彼らの炎上発言の特徴は「必ず賛否両論になる」こと。突飛なことを言い過ぎても興味を持たれないし、ただ悪口を言ったのでは叩かれるだけ。その炎上商法はいずれ通用しなくなるでしょう。
未来創造 「自分がどうなりたいか」のイメージを明確にする

未来創造 「自分がどうなりたいか」のイメージを明確にする

自分の「我」や「未熟なこだわり」を捨て、結果を出している人のアドバイスを素直に聞いてそのまま行動する、これが「流される力」=信託思考です。より多くの人に流されることで、速く成長し、人生の成功を手にできます。泉正人著「流される力」より定期連載スタート。
富裕層の資産運用の世界的トレンドは?仮想通貨投資とIT活用に注目

富裕層の資産運用の世界的トレンドは?仮想通貨投資とIT活用に注目

富裕層による資産運用の世界的トレンドは、現在どのようになっているのでしょうか。日本では超低金利が続き、資産運用のポートフォリオにも頭を悩ませる方が少なくないはずです。今、世界の富裕層が何に注目して資産運用を行い、高いパフォーマンスを叩き出しているのか、参考になることもありそうです。
言葉に説得力が欲しい人は必見!ひろゆき氏の「論破力」に学ぶ

言葉に説得力が欲しい人は必見!ひろゆき氏の「論破力」に学ぶ

匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人として有名になったひろゆき氏の著書『論破力』。現在は英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人をしながら様々なメディアにも登場していますが、個人的に注目したいのは討論系の番組出演時のひろゆき氏。何が凄いって、とにかく負けない。
家では質素がお金持ちの生活スタイル?時間と自分には投資

家では質素がお金持ちの生活スタイル?時間と自分には投資

お金持ちの家ほど、プライベートでの生活は質素な傾向です。お金持ちに対するイメージである、高級車を複数台乗り回し、ブランド物を身に纏い、異性と派手に遊んでいるようなタイプは主流派ではありません。本物のお金持ちは、投資は時間と自分に向けるものだからです。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

STAGE編集部 STAGE編集部