2019年12月4日 更新

新時代の起業アイデア発想法|起業前に知りたい成功のコツ

モノが溢れて変化が早い時代において、常に新しい起業アイデアを創出していく必要があります。生まれ持った才能やセンスに頼らない方法は、どこかにあるものなのでしょうか。村田茂雄著『起業アイデア3.0』 より、新しいビジネスの発想法をご紹介します。

gettyimages (50292)

2019.12.4

成功のコツは起業前にアイデアを練ること

ビジネスにおいて、新しいモノを創り出すことを「0→1(ゼロイチ)」と表現しますが、まさにその部分のお話です。0からアイデアを創出し、それを練り上げて事業化するまでを説明します。
4ページより引用
中小企業診断士であり、4大監査法人の一つである有限責任監査法人トーマツに所属している著者。これまで15年間、銀行や信用金庫、コンサルティングファームなどを渡り歩き、1,000人以上の起業家支援を行ってきました。
趣味は起業アイデアを考えること。約1年8カ月で10,000個(1日平均17個)の起業アイデアを創出しているのだといいます。
地方の銀行員として社会人生活をスタートした著者は、起業関連の本にはこれまでたくさん目を通してきました。
しかし、アイデアをどのように事業化するかについてまとめられていたとしても、その素になるアイデアの発想については、あまり語られていないと著者はいいます。
著者の経験でいうと、起業を成功させている人は、起業前にしっかりアイデアを練って、事業化の道筋を立てて行動しているのだとか。逆にアイデアが明確ではなく、何となく起業してしまうと、失敗につながりやすいようです。
アイデアというと、センスや才能がないとなかなか出ないような気がしてしまいますが、それは誤解であるのだとか。
起業アイデアには明確な型があり、磨き上げる方法論があるようです。
本著には、ビジネスとして成立させるためのアイデア創出のノウハウがまとめられています。
起業の予定が今すぐにはなかったとしても、新しいアイデアを生み出す考え方を知っておきたいものです。
gettyimages (50112)

センスではなく得意分野で勝負する

そもそも、やりたくないことをやるために起業をするわけではなく、やりたいことや関心のあること、半ば使命感としてやるべきことなどをやるために起業するわけですから、あなたに合ったアイデアが閃けば十分です。
21〜22ページより引用
一般的に起業アイデアの創出には、いろいろな要素が必要だと思われているものです。
①センス(発想力)
②たくさんのアイデア
③ブレインストーミング(ブレスト)
④常識、当たり前
⑤モチベーション
⑥事業計画
⑦スキルや経験
⑧人脈
代表的なところでは、こんな要素がよく話題に上がるものです。ところが、この8つは起業アイデアの創出に必要ないと著者はいいます。
特にセンスは、アイデアと直結しているように感じてしまうものです。しかし、アイデア発想にはやり方があり、それさえ覚えればセンスは身につくと著者はいいます。
しかし、良いアイデアが発想できるのは、やはり得意な分野に限られるようです。やりたくないことや無関心なことで起業するということは、通常あまりないことです。自分がどの分野でアイデアを発想することが得意で、どの分野が苦手なのかを知り、むしろ得意分野に注力する方が大事であるといえるでしょう。
センスではなく、自分の得意分野で勝負すれば問題ないということをはじめに知っておきたいものです。
26 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

地味な起業の始め方|普通の人だから選べる史上最強のキャリア戦略

地味な起業の始め方|普通の人だから選べる史上最強のキャリア戦略

会社に入りさえすれば安泰であるという時代は、終わりを告げたといわれています。だからといって、ただ転職・副業・独立すればいいのかといえばそうではありません。すべてがリスクになり得る時代に、私たちはどう生き残っていけばいいのでしょうか。 田中祐一著『僕たちは地味な起業で食っていく。』 より、経済的に自立できるすごい働き方「地味な起業」という道をご紹介します。
キャリアビジョンとは?2020年「なりたい自分」を考える

キャリアビジョンとは?2020年「なりたい自分」を考える

あなたには、将来の夢や目標はありますか?目指す方向性をはっきりさせておくことが成功への近道となります。あなたの考える「なりたい自分」を明確にするため、キャリアビジョンの必要性や描き方について解説します。
発想×テクノロジー進化で生み出す「まだない仕事」で稼ぐ考え方

発想×テクノロジー進化で生み出す「まだない仕事」で稼ぐ考え方

AIに仕事を奪われるという話題は、相変わらず尽きないものです。しかし、うまくテクノロジーを利用することで、かつては実現できないとされていた、夢のような物事が叶いつつあります。新しい仕事の生み出し方も、大きく変化してきている昨今。吉角裕一朗著『「まだない仕事」で稼ぐ方法』 より、新しいビジネスモデルを作り出すための考え方をご紹介します。
「巻き込み力」はデキる人の必須条件!職場の完璧超人はもう時代遅れ?

「巻き込み力」はデキる人の必須条件!職場の完璧超人はもう時代遅れ?

かつて「仕事がデキる人」といえば、自分の仕事を一人でこなす「完璧超人」のようなイメージだったかと思います。しかし、最近は働き方の変化により、仕事がデキる人の定義が少しずつ変わってきているのです。 今回は今の時代にこそ必要とされる「仕事の巻き込み力」について紹介していきたいと思います。
良い会議は「30分、少人数、資料は1枚」段取りとネクストステップが重要

良い会議は「30分、少人数、資料は1枚」段取りとネクストステップが重要

『最高品質の会議術』を著した前田鎌利氏は会議の生産性をアップさせるためには、「30分以内に終える」「参加者は少人数に絞る」「主要資料は1枚だけ」「段取りに手間と時間をかける」「報告にネクストステップを加える」という5つのポイントがあるといいます。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

ナカセコ エミコ ナカセコ エミコ