STAGE編集部:お客さんに対して心がけているのは?
高木:お客さんがやりたい髪型でも、「これって似合わないよ」とか「今はこの髪型にならない」とははっきり言います。「こういう感じだったらできる。どうしてもこの髪型にしたいなら、2カ月我慢してくれないと、こうはならない」だとか。人生相談されることもあります。「彼女に振られて俺もうだめです」「髪型よくてもさ、内側そんな感じじゃだめじゃん」みたいなのは、はっきり言える。できるだけ素直に相手にも分かるような言葉で伝えるように意識はしています。
STAGE編集部:高木さんが不満に思っていた「年功序列」はOCEAN TOKYOにはない?
高木:基本的に実力社会です。若かろうが年上だろうが結果次第。若くても結果があれば上がれます。過程ももちろん大事ですけどね。年功序列ではなく、全員をスター軍団にしたい。
次回は、「経営者・高木琢也」に迫ります。
【リバースプロジェクト龜石太夏匡】社会的課題への取り組みは、まじめに楽しい

リバースプロジェクトは、俳優の伊勢谷友介氏が代表を務める株式会社です。アーティストを中心に、2009年に設立されました。テーマは「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」という壮大なもの。同社の共同代表である龜石太夏匡氏にインタビューをしました。
高木琢也
1985年7月14日生まれ。千葉県出身。早稲田美容専門学校を卒業後、
都内1店舗を経て、2013年9月に中村トメ吉と共にOCEAN TOKYOを設立。わずか4年で渋谷・原宿に5店舗を展開。『月間技術売上1200万』の偉業を成し遂げ、最年少の美容師として日本武道館でのヘアショーに出演。ホットペッパー全国メンズヘアスタイル部門では1万7千作品の中から2017年・2018年と2年連続日本一に選ばれ、今最も注目を集める美容師。年間約20回のセミナーは即日完売となり、美容界トップクラスの指名数、リターン率を誇り、発信するスタイルはすぐさま流行を創り出す。またサロンワークだけでなく、TV・CMの出演、一般誌・業界誌・ヘアショー・セミナーなど活躍の場を広げている。【最高の似合わせ】を武器に男女問わず多くの芸能人、モデルなどから絶大な支持を集め、止まることの知らない美容界の風雲児と呼ばれている。