2019年10月7日 更新

「巻き込み力」はデキる人の必須条件!職場の完璧超人はもう時代遅れ?

かつて「仕事がデキる人」といえば、自分の仕事を一人でこなす「完璧超人」のようなイメージだったかと思います。しかし、最近は働き方の変化により、仕事がデキる人の定義が少しずつ変わってきているのです。 今回は今の時代にこそ必要とされる「仕事の巻き込み力」について紹介していきたいと思います。

Men Employees Suit - Free photo on Pixabay (48050)

2019.10.4

巻き込み力とは?

Agreement Brainstorming Coffee - Free photo on Pixabay (48052)

「巻き込み力」とは、自分ひとりでは手が回りそうにない大きな仕事を達成するために、周りの人を上手に動かしていくスキルのことです。
「それならもう日常的に取り入れているよ」と思う人がいるかもしれませんが、ただ仕事を割り振っているだけであれば、それは巻き込み力とは呼べません。割り振り方や頼み方によっては、「面倒な仕事を他人に押し付けている」と見られることもあります。

真の巻き込み力を身につけている人は、同僚や部下それぞれの得意・不得意を理解した上で、最適な仕事を割り振ることができる人です。さらなる上級者は、面倒なタスクでもなるべくメンバーをイヤな気持ちにさせずに仕事を振るように常に心掛けています。

巻き込み力は今や仕事がデキる人のマスト条件です。こちらの記事でも触れていますので、あわせてご覧ください。

そもそも今なぜ巻き込み力が注目されているのか?

Workplace Team Business Meeting - Free photo on Pixabay (48056)

「巻き込み力」という言葉をよく聞くようになったのは、ここ数年間のことと記憶しています。

それまではむしろ「自分の仕事をひとりでパーフェクトにこなす人=仕事がデキる人」という認識が強かったように思えます。生真面目な日本人は特にこの傾向が強く、周りが手を差し伸べても断る、なんてことも珍しくありませんでした。

その価値観がなぜ今変わってきているのでしょうか、考えられる理由は2つです。
ひとつは働き方改革が進んで、残業時間や休日出勤が制限されるようになったという背景。限られた時間の中で目標を達成するためには、物理的に考えて自分ひとりの力では限界があるということに、みんなが気づき始めているのです。

そしてもうひとつは、日本人のライフスタイルバランスの変化です。これまで特に男性はとにかく仕事が一番という考えが根強くありましたが、終身雇用制度の崩壊や女性の社会進出などによって、男性も仕事の仕方を見直すようになってきました。その結果、一人で仕事を抱え込むのではなくて人を巻き込んで仕事を効率的に進めるスタイルを、積極的に取り入れるようになったのではないでしょうか。

現在の世間の流れについていくためには、今こそ働き方を見直し、巻き込み力を身につけるときだといえるでしょう。

巻き込み力を身につけるためには

Startup Meeting Brainstorming - Free photo on Pixabay (48059)

「人柄がいい」というのは、巻き込み力が高い人のほとんどに共通しているポイントです。どんなに大切な仕事でも、嫌いな人から仕事を割り振られると、いい気持ちはしません。おざなりな扱いをされてしまったり、優先順位を下げられてしまったりすることもあるでしょう。

そのようなことがないように、普段から職場の人間関係には最低限気を配っておく必要があります。腰を低くする必要はありませんが、職場の環境に目を配り、困った人がいれば声をかけるなど、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
また、周りと普段から積極的に関わると、一人ひとりの特徴が把握できるようになり、いざ巻き込み力を使うときにも、人材のチョイスや仕事の割り振り方に最適な方法を取れるようになります。このように、人間力を磨くことが、巻き込み力を身に着けるための第一歩といえるでしょう。

巻き込み力に関する書籍を読んでヒントを得る

Writing Writer Notes - Free photo on Pixabay (48067)

巻き込み力は目で測れるものでないため、正しい方法が身についているのかわからずに悩んでいる方も多いと思います。
そんなときは、巻き込み力に関する書籍を読んでヒントを得ましょう。

私のおすすめは、茂木ゆういちさんの「人生は巻き込み力でうまくいく!」です。この書籍では、プロコーチである茂木さんが500人を巻き込んでプロジェクトを成功させた実体験をもとに、巻き込み力の身に着け方や理想的な組織の在り方などについて触れています。
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