腰掛けアカウントエグゼクティブ宮城島_お金持ち男子はみんな優しい#16

矢島光さんは、「お金持ちになる」という志を立て、慶應義塾大学へ進学。卒業後はIT大手サイバーエージェントに就職し、その後、漫画家専業に就くという一風変わった経歴です。矢島さんが人生で出会った富裕層男子を描くゆるゆる連載、広告代理店営業マンです。

スーツといえばアカウントエグゼクティブ!

矢島:今回はスーツの男性が描きたかったのです。時々無償に描きたくなります、スーツ。

STAGE編集:矢島さん、スーツ男子お好きですよね。

矢島:はい、宮城島さんはスーツがいつも誰よりもぴんぴんなので、どれくらいの頻度でクリーニング出してるのか聞いたら、「2回着たら出してる」と言っていました。

STAGE編集部:おしゃれか。頻度高いな!

矢島:宮城島さんは広告代理店で営業マンをしているので、身だしなみが大事なのかも。

STAGE編集部:あ、なるほど。矢島さんはスーツ男子が好きというより、広告代理店の営業マン、、、いわゆるアカウントエグゼクティブがお好きかと。

矢島:どちらかというと、クリエイティブ系の方が好きなのですが、広告代理店のスーツの方はすごくスマートな方が多くて、すぐ「素敵」と思ってしまいます!

STAGE編集部:スマートというか……広告代理店のスーツ男は筋金入りのチャラ男ですからね…。相手を見て対応を変えるのが大得意ですよね。

矢島:はい、とても女性の扱いがお上手です。そして、宮城島くんは、女の子の調達などもかなり卓越しているようです!

STAGE編集部:「調達」とか言って! 代理店に毒されてる! 矢島さん、汚れてますよ。いくら調達される物資側でないからって…。

矢島:えっ!? 私も「物資」として調達されたこともある気もします! 記憶は不確かですが!

STAGE編集部:自慢か自虐かわからないので、やめてください。で、宮城島くんは、女性の仕出し屋なのですね。

矢島:カラオケに行ったら、流れるように美女を配置してくれるとか、くれないとか……。

STAGE編集部:ほんっとうに、The代理店営業だな〜。

矢島:以前取材した代理店の方も、先輩が合コンしたい!と言ったら即日で美女招集するのも評価のうちって言っていたような。

STAGE編集部:早くスマートコントラクト時代に突入して、滅びる職種となりますように!!

矢島:(なんか呪みたいなの聞いた!)でも、スーツ系のみなさん、素敵ですよ。モテるのはわかるんですよね…。

広告代理店マンガ「左ききのエレン」で言うと誰?

STAGE編集部:宮城島さんは、そんなに肉食系に見えないですが。

矢島:はい、「左ききのエレン」って知ってますか? 

STAGE編集部:矢島さんのお友だちのかっぴーさんの代表作ですよね。

矢島:はい、その中でコピーライターになりたかったんだけど広告代理店の営業マンとして鳴らしてしまった「流川さん」というキャラクターがいるんですが…。

STAGE編集部:この方。

左ききのエレン©nifuni

矢島:はい、その流川さんを、ちょっとチャラくして、朗らかにしたイメージです。

STAGE編集部:矢島さん、それ、流川じゃないじゃないですか。

矢島:え〜?

STAGE編集部:流川さんのキャラ設定は「鬱積」でしょ。それをチャラく朗らかに、って時点でキャラ大崩壊ですって。

矢島:人間には多面性があるのでは!

STAGE編集部:ふっ…、まあいいです。それで、その朗らかな流川さんこと、宮城島さんですが。女子の調達に長けつつも、ご近所を清掃するという良い子という多面性があると。

名家の子は「ご近所を掃除する」という定義

矢島:私は、ご近所を掃除するって、「お金持ちあるある」だと思っていて。さすが11代続く名家!

STAGE編集部:ちょっと待ってください。11代続くって、計算おかしくないですか? 江戸時代から医者家系なの? 

矢島:詳しくはわからないのですが!

STAGE編集部:1代が30年だとして、330年前じゃないですか。そうすると1698年って、貞享4年か、元禄元年ぐらいですけどね。時は、徳川綱吉の治世ですよ。

矢島:詳しくはわからないのですが!

STAGE編集部:矢島さん、話を盛るからなあ。単位ぐらい揃えましょうよ〜?

矢島:本当にそう聞いたのです〜〜!!!

STAGE編集部:殿方にお願いしたいのですが、この子に自慢話するときは控えめにお願いできますか? まあ、仮に11代続く医者一族であれば、おそらく地元の名士でしょう。

矢島:そのようです。たくさんの不動産もお持ちで、きっとサラリーマンは腰掛けです。

STAGE編集部:庶民がこぞって入りたがっている大会社ですが、腰掛けなのですね!!!

矢島:だから、すべてに余裕があるというか。洒脱です。

STAGE編集部:地元の良家であれば、ご近所掃除はデフォルトですね。きっと挨拶もきちんとする評判の良い子だったでしょう。

矢島:なので、もしかしたら「鬱積」があったとしても、人当たりの良さは変えられないのだと思います!

STAGE編集部:なるほど。「育ちの良い流川さん」ということで了承いたしました。

矢島:ありがとうございます。

STAGE編集部:ところで、ポーカー熱は続いているようですね?

矢島:でも、とうとう某大手漫画誌が佳境になって参りまして、参加できなくなってきてしまいました…。

STAGE編集部:あ、一線の漫画家みたいな口調になってる! 頑張ってください!

矢島:はい、一線感、出していきます! 引き続きよろしくお願いします!

「お金持ち男子はみんな優しい」次の更新は6月27日(水)です。お楽しみに!

矢島光

漫画家。慶応大学卒業後、サイバーエージェントに新卒入社。その後漫画家専業となる。代表作『彼女のいる彼氏』(新潮社より1〜2巻発売)。

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