あえて憧れのゴールドカードを持ってみる
どのポイントカードにするかは、買い物に縛られず、もう少し想像を広げてみるのがオススメ。過去に一度だけ、自分にご褒美として行ったけれどそれっきりになっている憧れのヘアサロン、一流ホテルの中にある美味しいパン屋さん、少し足を伸ばせば行ける美術館の年間パス。クレジットカードも「私にはまだちょっと早い」と思っても、思い切って憧れのブランドのゴールドカードを持ってみる、というのもいいですね。
たったこれだけで、あなたの日常のお金の使い方の判断基準が、損得から、理想の自分に近づくためへと自然とシフトしていきます。それだけではありません。1日に何度も開け閉めするお財布だからこそ、”理想の日常“や“なりたい自分”を思い出させてくれるアイテムが入っていると、そこへ向かう自分のモチベーションをキープしやすくなります。一見ムダに思えるゴールドカードの年会費なんて、あっという間に取り戻せてしまうかもしれません。
お金があなたを映す鏡。その日常の出入りの“玄関”であるお財布の中身を変えれば、自然とお金の流れも変わります。”理想の日常“や“なりたい自分”に近づくためのお金の使い方ができれば、生活の満足度が高まり、毎日がより楽しくなります。
たかがお財布、されどお財布。幸せを呼び込むために、小さな一歩を踏み出してみませんか?
(記事は、『美しく生きる女のお金の作法』から本サイトのために特別編集したものです。)
自分の1年後は「今日のランチ」の積み重ねでできている
「今日のランチ、何にしようかな」。そんなとき、あなたはどうやって決めていますか? その日の気分? いきあたりばったり? 実は、何気ない日々のランチの積み重ねが、1年後の自分を……
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大竹のり子
ファイナンシャルプランナー株式会社、エフピーウーマン代表取締役
出版社の編集者を経て2005年4月に女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」を設立。 現在、雑誌、講演、テレビ・ラジオ出演などのほか、『お金の教養スクール』の運営を通じて正しいお金の知識を学ぶことの大切さを伝えている。『なぜかお金に困らない女性の習慣』(大和書房)、『老後に破産しないお金の話』(成美堂出版)など著書は40冊以上に及ぶ。ファイナンシャルアカデミー取締役。一般社団法人金融学習協会理事。http://www.fpwoman.co.jp/