2017.4.20 (2021.4.9 更新)
ゴールデン・ウィークが近づくと、花粉症の鼻のグスグズも徐々に収まり、心のワクワクが日増しに高まるそんな季節です。皆さんも色々な予定を立てているのではないかと思います。
さて、時間の過ごし方の上手な富裕層は、連続休暇にどのようなこだわりを持って過ごしているのでしょうか。3つのポイントに絞りお伝えしていきます。
ところでゴールデン・ウィークは連続休暇、連続休日のどちらの表現が正しいか気になりませんか? なぜ、この質問をするかというと、世間的に休日と休暇の違いがあまり認識されていないからです。急に固い話になってしまいますが、労働基準法によると、休日は「労働義務のない日」で、休暇は「労働義務のある日に労働が免除される日」だそうです。今回、暦の通りの人は連続休日、有給休暇をプラスする人は連続休暇になりますね。
さぁ、疑問も解決した所で3つのこだわりに進みたいと思います。
富裕層は休日の過ごし方を場所ではなく気候で決める
皆さんは休暇の計画はどのように立てますか? 多くの人は、「行きたい場所」「好きな国」などを真っ先に考えて計画を立てているのではないでしょうか。行きたい所に行く。これほど楽しいことはありません。でも、富裕層は、場所より優先することがあります。それは「気候」です。なぜでしょうか。それは、みなさんと少しだけ大事にしていることが違うからです。富裕層にとって休暇の一番の目的は「体と心を休める貴重な時間」なのです。だからこそ、その人にとって望ましい気候のもとでゆっくりと好きな時間を過ごす。至福のひとときを目指して移動します。
だからかもしれませんが、富裕層は意外にGWを国内で過ごす人が多いようです。日本は、この最高の時期を逃すとすぐに雨季に突入します。年に数ヵ月しかない最高の時期は、国内を満喫する、そんな感じでしょうか。芋を洗うような人混み、チェックインカウンターにたどり着くまでの大蛇のような列に並んでいては身体も心も休まりません。
富裕層は起床時間を変えない
休暇になると寝る時間が遅くなったり、遅く起きたりと「遅寝・遅起」になる人が多いと思います。休みになるとできるだけ睡眠を貪りたいですよね。でも、富裕層が同じようにゆっくりと睡眠を楽しむかというと実は違います。ほとんどの人が睡眠のスタイルはいつもと変えません。特に起きる時間を変える人はあまりいないようです(ただし、寝る時間がいつもより早くなる人はいます)。
ではなぜ、起きる時間を変えないのか。それは、起きる時間が遅くなると生活のリズムが崩れ、睡眠不足のような状態になり良い休暇を過ごせなくなることを極端に嫌うからです。また、そのリズムが崩れた状態のままで休暇が明けて生産性が下がった状態で仕事に戻ることが大嫌いなようです。休暇の正式な定義は「労働義務のある日に労働を免除される」です。つまり、義務の免除を受けた後にリフレッシュして生産性が上がるのが当然なのに、まさか生産性が下がるなど「もっての外&ありえない」ということです。
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富裕層の食事はすべて予約が取れる店
さて、睡眠のリズムは変えない。でも、起きている間を目一杯楽しむとなると時間のムダを省かなければなりません。そうでないと心地よい休暇になりません。ということで、富裕層は休暇中の時間の二大ムダ「渋滞と行列」を徹底的に省きます。今回は渋滞の話はなしですが、外食の際の行列との戦い方をお伝えします。富裕層の行列の回避策はすごく単純です。(1)予約可能なお店にしか行かない。(2)休暇中は常に2食先をイメージする。
んっ? (1)は簡単ですが、(2)は少し分かりづらいかもしれません。2食先を考えるイメージはこのような感じです。朝食中にディナー考え、ランチの最中には翌日の朝食、ディナーの時は翌日のランチ。富裕層って、どれだけ食いしん坊かっ!と思うかもしれませんが、実はこれは合理的な方法なのです。
んっ? (1)は簡単ですが、(2)は少し分かりづらいかもしれません。2食先を考えるイメージはこのような感じです。朝食中にディナー考え、ランチの最中には翌日の朝食、ディナーの時は翌日のランチ。富裕層って、どれだけ食いしん坊かっ!と思うかもしれませんが、実はこれは合理的な方法なのです。
たとえば、ランチのときを想像してみましょう。ランチを食べ始めたときは、ディナーは予約済みの状態です。ということで「今晩どうする?」という会話にはならずバタバタしません。一方、ランチの時は、今朝食べた記憶や満足度がまだ鮮明なので、明日への朝食への野望やアイデアに満ち溢れていますよね。だからこそ、素敵な朝食をチョイスできます。このようにバタバタせず、しかも素敵な食事を先回りしてチョイスできるゴールデン・ローテーションを取り入れているのです。