2019年2月13日 更新

自分の常識と他人の常識は違う

自分の「我」や「未熟なこだわり」を捨て、結果を出している人のアドバイスを素直に聞いてそのまま行動する、これが「流される力」=信託思考です。より多くの人に流されることで、速く成長し、人生の成功を手にできます。泉正人著「流される力」より定期連載スタート。

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2019.1.3

自分の常識と他人の常識は違う

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僕が以前に実践した「我」を取り払うトレーニング方法があります。
それは、

「自分の常識を疑ってみる」

というものです。
いまでは「我」は捨てたほうがよいという考えをもっていますが、社会に出たころの僕は、少ない経験とない頭で考えた「我」をだれよりも強くもっていました。
「我」というものは、自分のいままでの経験が生み出していることが多いのですが、それが積もり積もって自分の「常識」となっています。
しかし、当たり前かもしれませんが、常識は人によって違います。自分の中の常識は、他人の常識ではありません。
たとえば、日本では食事のとき、お椀は手でもたないと失礼にあたります。しかし、韓国では、お椀をもたずに置いたまま食べるのが礼儀正しいとされます。
日本の常識は、世界の常識ではないといえるでしょう。
このような例もあります。
エレベーターに乗るとき、日本では人が乗り降りしている最中は扉の「開」ボタンをだれかが押していてくれます。そして、乗り降りが終わった瞬間に「閉」ボタンを押すのが常識になっています。日本では、それをやらないと「なんて気がきかない人だろう」と思われてしまうこともあるくらいです。
しかし、アメリカに行ってみると、「開」ボタンも、「閉」ボタンも押しません。エレベータ12扉にセンサーが付いていて、人の乗降中は閉まらないようになっているという構造上の理由もありますが、だれも開閉ボタンに触ることはありません。
以前、僕が中国。上海に行ったときは、さらに驚かされました。人が乗り降りしている最中でも「閉」ボタンを押して、早く扉を閉めようとする人さえいたのです。
また、アメリカの一部の州では、税金を滞納すると、新聞上で名前と住所が公開されます。これは個人情報保護が常識となっている日本では考えにくいことです。
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泉正人 | ファイナンシャルアカデミー 泉正人 | ファイナンシャルアカデミー