仕事に対するモチベーションを上げる5つの秘訣

人間だれしも、いつでも仕事がスムーズに進むわけではありません。ときには仕事に対するモチベーションが下がり、いつもすぐにできてしまうことがなかなか終わらない……なんてこともあるでしょう。ここでは、モチベーションを上げるための5つの秘訣についてご紹介します。

2019.5.28
どんな人でも、仕事には「やる気の波」があります。アグレッシブにチャレンジできるときもあれば、やる気がなくて仕事がなかなか進まないこともあるでしょう。今回は、モチベーションを上げる秘訣を5つにまとめてご紹介します。

モチベーションとは?

モチベーションとは英語で「motivation」と表記され、日本語では「動機」という意味を指します。動機の意味は、それぞれ解釈が微妙に異なる人もいるかもしれません。本来は、行動に至る理由や直接的な原因を指すものです。 しかし、一般的にはモチベーションというと「やる気」を表現する言葉として使用されるケースが多いのではないでしょうか?たとえば「今日はなんだかモチベーションが上がらない」「モチベーションを上げていくにはきっかけが必要だ」などと表現されます。
ビジネス以外でももちろん使われる用語ではありますが、仕事において集中して何かをやり遂げたい場合、目標に向かって作業に熱中している場合など、「モチベーション」が大きく影響してくるといえるでしょう。

モチベーションが下がると起こりやすいこと

仕事でモチベーションが下がってしまうと、どんなことが起こるでしょう?たとえばちょっとしたミスが増えたり、まわりの人に思わぬ迷惑をかけてしまったりすることも。そうなると、社内での評価は徐々に下がってしまうでしょう。 評価が下がると、おのずと自分に対する自信もなくなり、笑顔ややる気のパワー・オーラも失われていきます。そうなると何をするにもアグレッシブさがなくなってしまい、成長が見られず努力することも少なくなっていくかもしれません。

仕事でモチベーションが下がる主な原因

仕事において何となく「モチベーションが下がった」と感じる原因には、主に以下のようなことが考えられます。 ・努力した結果、思ったような評価がされなかった
・目指す目標がはっきりせず、達成感がない
・目標が達成できなかった
・企業・部署内の方向性が自分とは異なると感じる
もともとモチベーションを高く持っていたにもかかわらず下がってきてしまった人の場合、目標設定があいまいでどこが「合格ライン」なのかがわからなくなっている可能性があります。 また、目標が達成できなかった場合、壮大な目標を立てすぎて、現実的ではないという可能性もあります。自分の考えとまわりの考えにギャップを感じると「本当にこれでいいのか?」と悩んでしまう人もいるでしょう。

個人でできるモチベーションアップ5つの秘訣

モチベーションが下がる原因には、職場環境・人間環境なども関係があるでしょう。ここでは、個人的にできるモチベーションアップの秘訣を5つ挙げてみました。 ・過去の失敗・成功事例を思い出す
・新しい資格など、勉強にいそしむ
・将来のキャリアプランについて考える
・尊敬できる人を見つけ、相談する・目標とする
・自己啓発本など、書籍からパワーをもらう
去の失敗による悔しさ・成功体験による喜びややる気を今一度思い出すことは有益です。その結果、自分の気持ちを奮い立たせることにつながるでしょう。また、資格取得などの勉強時間をつくったり、将来のキャリアについて思いをめぐらせたりこともいいきっかけになります。 また、現在職場で活躍・成功しているキーマンを見つけ、相談したり、目標として目指したりするのもおすすめです。自分の「なりたい将来像」がイメージしやすいでしょう。自己啓発本やビジネス書籍から新しいヒントを得たり、知識を増やしたりするのもビジネスパーソンとして有益です。

モチベーションが下がっている時は無理に焦らないこと

モチベーションが下がっている場合、焦ってもがき苦しんでしまう人もいることでしょう。まずは一呼吸置き、仕事とは関係のない時間を持ってみましょう。たとえば好きなジャンルの映画を見てみる、軽くドライブに出かける、ショッピングをする、大好きなお店でランチをするなど。 真面目な人ほど、「遊んでいられない!」と思いがちですが、こんなときこそ思いっきり笑ってにぎやかに過ごしてみましょう。リフレッシュタイムを持つことで、新しいひらめきが生まれたり、仕事の考え方に新しいヒントを与えたりしてくれることも。
仕事中であれば、軽く体を動かしたり休憩時間をつくったり、お昼に仮眠時間をとるのもおすすめです。モチベーションが下がるのは、心身のストレスも少なからず影響しています。無理に焦らず、自分らしさを取り戻すきっかけを探ってみましょう。
湊音

湊音

元総務・人事キャリアを持つフリーライター。これまでの経験を活かし、「仕事」「働き方」などのテーマを中心に執筆活動中。女性がのびのびと多様な働き方を実現できるべく、常に新しい情報をキャッチしています。
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