2018年5月8日 更新

「いつかは住みたい」シンガポールでの生活費

今や東南アジアの中でも中心的な都市となったシンガポール。今後ますます進化していく都市として世界中が注目しています。また所得税が低いことから移住を考える富裕層も増えています。

交通費は意外にもリーズナブル

物価が高いシンガポールですから当然交通費も高いと思いがちですが、住宅費や食費に比べると交通費はとてもリーズナブルです。また、交通の便もよくタクシーやバス、MRTと呼ばれる地下鉄、LRTと呼ばれるモノレールなど、さまざまな交通手段があります。
中でもタクシーは安く、車種によって異なるものの初乗り料金が3シンガポールドル(約250円)くらいから利用できます。また、タクシー以外の乗り物を利用する際には「イージーリンクカード」と呼ばれるIC乗車カードが便利です。各種交通料金の支払い以外にも、お店などでの商品購入時の支払いにも使えるなど、日本でいう「スイカ」や「パスモ」のように、暮らしに欠かせないカードとして多くの人に利用されています。
バスや地下鉄での移動は1回あたりせいぜい1~2シンガポールドル(約80~160円)くらいしかかかりません。よって1カ月あたりの交通費は100シンガポールドル(約8,300円)程度あれば足りるでしょう。

思わぬ罰金で大金を失うことも

シンガポールでは環境づくりを徹底するためにたくさんの条例が決められており、それらを破ると罰金を支払わなければなりません。日本ではついやってしまいがちな行為であっても、シンガポールでは認められないことが多いので気を付けましょう。

例えば、ごみのポイ捨てで最高1,000シンガポールドル(約8万2,000円)、またチューインガムに関しては持っているだけで罰金となり、最高1万シンガポールドル(約82万円)が科せられます。さらに住宅に関していえば、蚊の発生を防止する行為を怠ると最高1万シンガポールドル(約82万円)の罰金となります。そのためシンガポールでは政府による住宅の抜き打ち調査が定期的に行われるそうです。
シンガポールで暮らすために必要な生活費の目安をご紹介しました。これらを参考にして移住への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

飯村泉

レジ横の募金箱に小銭を入れる人に悪い人はいない!が信条のライター。
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