「いつかは住みたい」オーストリア・ウィーンでの生活費

モーツァルトやベートーベンなど、著名なクラシック音楽家たちを数多く輩出した音楽家ゆかりの地であるオーストリアの首都・ウィーン。クラシック好きはもちろんのこと、音楽・芸術の都として今もなお世界中の人々に愛されています。
2018.1.3
今回はいつかウィーンに渡って暮らしてみたいという人のために、ウィーンで暮らすのにかかる費用を試算し、1カ月あたり一体どのくらいのお金が必要なのか、その生活費を項目ごとにご紹介します。興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

相対的にウィーンの家賃相場は安い

およそ180万人が暮らしているウィーンは、アメリカのとあるマーケティング会社が行った調査によれば、世界にある231都市の中で「生活の質が高い都市」として8年連続首位の座に君臨しています。実は、高い評価につながっている理由のひとつとして「家賃の相場が安いこと」が挙げられています。
ヨーロッパにある他の都市は家賃相場が軒並み高い中、ウィーンは相対的に家賃相場が安く、1LDK程度の広さでおよそ600~700ユーロ(約7万9,000~9万2,000円)となっており、東京の都心部にある物件の家賃相場と比べても6割程度の値段と非常にリーズナブルです。1平米あたり10ユーロ(約1,310円)が目安と覚えておくとよいでしょう。(1ユーロ=131円で換算)
ちなみに、ウィーンは東京と同じように1区から23区まで、全23区からなる行政区で構成されています。また、この行政区の中でも比較的家賃の高い地域と安い地域があり、交通の便の良さや治安の良さなどで家賃相場も変わるようです。23区の中で1番高いとされる地域はウィーンの中心地に位置する1区となっており、1区から離れるほど治安や交通の利便性などの問題が出てくるので注意が必要です。

ウィーンの食費、外食は日本と同等で自炊は少し安め

ウィンナーという名前でおなじみのソーセージ類やウィンナーコーヒーなど、日本でもポピュラーな食べ物がウィーンにはたくさんあります。ドイツの隣国であるオーストリアは公用語がドイツ語ということもあり、ドイツ料理の大きな影響を受けています。
ウィーン市内で外食する場合、カフェやレストランでの食事はドリンク込みでおよそ10~15ユーロ(約1,310~1,980円)といったところでしょう。ディナーだとこれより高くなります。これに加えチップ代がかかり、こちらの相場は料金の10%ほどとなっています。なお、会計はテーブルで行う場合がほとんどなので気を付けましょう。よりカジュアルなファストフード店などでは5~7ユーロ(約660~920円)ほどで済ますことができます。
また、自炊する場合ですが、スーパーマーケットにある品物の値段は日本と比べ、野菜や果物、肉類、乳製品、パンなど安く手に入るものが多いようです。海に面していない内陸国からなのか、魚介類は比較的高くなってしまいます。日曜日は営業していないところが多いので、あらかじめ営業時間をチェックしておきましょう。
ちなみに、オーストリアの水道水のほとんどはアルプスの湧き水を利用しているので、飲み水として使うことができ、ミネラルウォーターを買う必要がありません。街の至る所に公共の水飲み場もあり、この水道水はオーストリアの名物のひとつとして観光客にも人気となっています。水道水が安全に飲める国はオーストリアや日本を含め、世界にわずか15か国しかないそうです。
ちなみに、オーストリアの水道水のほとんどはアルプスの湧き水を利用しているので、飲み水として使うことができ、ミネラルウォーターを買う必要がありません。街の至る所に公共の水飲み場もあり、この水道水はオーストリアの名物のひとつとして観光客にも人気となっています。水道水が安全に飲める国はオーストリアや日本を含め、世界にわずか15か国しかないそうです。

ウィーンは交通費も安い

ウィーン市内には地下鉄、路面電車、バス、国鉄が主な交通手段として運行されています。これら4つの公共交通機関ですが、ウィーン市内間の異動である限り、すべて料金一律の共通券で乗ることができるシステムとなっています。
1回券の料金は2.2ユーロ(約290円)と、日本の初乗り料金と比べるとやや高めと思うかもしれませんが、目的地まで一方向で途中下車なしであれば、例えば地下鉄からバスといったように、複数の交通手段での乗り継ぎが可能なのでお得なことは間違いありません。
また、1回券の他にも24時間券や48時間など有効期限内であれば乗り放題の乗車券や、定期券などもあります。1カ月定期券の料金は48.2ユーロ(約6,360円)となっています。1か月あたりの交通費ですが、その他の移動手段も考慮して50ユーロ(約6,600円)もあれば十分でしょう。
ウィーンで暮らすために必要な生活費の目安をご紹介しました。これらを参考にして夢の移住への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。