しかし急速に様々な物事が変化する世の中では、
一生学び続けなければ取り残されてしまうだろう。
本書を読めば、様々な教育理論の観点から「得意な学習スタイル」と「苦手な学習スタイル」が浮き彫りになる。
そうすることで自分がより伸ばすべきところや、克服すべきところが見えてくる。
そしてゴールは「アクションプランを立て、行動に移す」ことである。
よく「あの人みたいになれたらなぁ」と語る人も多いが、決して今の自分から変わることは不可能なことではない。
自分自身の足りないところがあるのであれば、そこが足りるようにアクションすればいい。
その助けとなる学び方は、本書に書いてあることをヒントにすればいいのだ。
また本書では章ごとに「最初に考えてみよう」「もう一度考えてみよう」「練習」と自身のアウトプットの場が用意されている。
読みっぱなしではなく、しっかりと学んだことや整理したことをアウトプットできる部分が本書のポイントだ。
私は自身の将来に不安を覚えている。
自身の着想力が乏しいことに気づいたからだ。
ただ、今気づけたことが何より幸いだ。
乏しいこと=伸び代であり、自分の今後のアクションに気づくことができたから。
これからの厳しい社会を生き抜くために、
本書を参考に日々学んでいきたい。
学習設計マニュアル: 「おとな」になるためのインストラクショナルデザイン
作者: 鈴木克明,美馬のゆり,竹岡篤永,室田真男,渡辺雄貴,市川尚,冨永敦子,高橋暁子,根本淳子
出版社/メーカー: 北大路書房
発売日: 2018/03/28
メディア: 単行本(ソフトカバー)
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