文章を「書かされる」感覚にたどりつく
――何年ぐらいでライターはものになるのでしょうか?
毎日やったとして2~3年はかかると思います。
僕が書く文章はバカバカしいものですが、「この文章の次はこれしかありえない」という確信をもって書いています。そこまでいくには更に数年かかるかもしれません。
例えば、僕は文章には「笑い」と「納得」を入れたいと思っています。少し笑える話から入った方がおもしろいと思っているし、「あの記事は普通の記事と違う」という印象が残せるからです。その感覚は、何年も書いているうちに自分で発見したもので、人から教えられてすぐできたものではありません。
――書く前に、内容を整理して、これを書こうと決めてから書き始めるのですか。
はい。ただ「書く」には二段階あって、企画としてこれを書こうと決める段階と、書き始めてからディテールを詰めるクラフトワークの段階があります。
企画を終えていざ書き始めると、「これだ!」と一本道が通る瞬間が見えることがあります。それは、企画段階から見えているわけでもない部分だったりします。
毎日やったとして2~3年はかかると思います。
僕が書く文章はバカバカしいものですが、「この文章の次はこれしかありえない」という確信をもって書いています。そこまでいくには更に数年かかるかもしれません。
例えば、僕は文章には「笑い」と「納得」を入れたいと思っています。少し笑える話から入った方がおもしろいと思っているし、「あの記事は普通の記事と違う」という印象が残せるからです。その感覚は、何年も書いているうちに自分で発見したもので、人から教えられてすぐできたものではありません。
――書く前に、内容を整理して、これを書こうと決めてから書き始めるのですか。
はい。ただ「書く」には二段階あって、企画としてこれを書こうと決める段階と、書き始めてからディテールを詰めるクラフトワークの段階があります。
企画を終えていざ書き始めると、「これだ!」と一本道が通る瞬間が見えることがあります。それは、企画段階から見えているわけでもない部分だったりします。
「実行」こそアート。NewsPicks編集者 野村高文氏が運営する「既存の組織を超えて実行力を高めるコミュニティ」
ソーシャル経済メディアNewsPicksの編集者でありながら、ビジネスパーソンのコミュニティ「NewsPicksアカデミア」のプロジェクトマネージャーを務め、個人でもサロンを運営する野村高文氏。野村さんの原動力とコミュニティ運営の思いについて、お話を聞きました。
2度読みたくなる文章を一生で何本かけるか
――中には毎日のように大量のアウトプットができるライターもいます。
それはタイプに分かれます。4,000文字を何分で書けるかを正確に把握していているライターさんもいます。でも僕はどちらかというと筆が遅いタイプで、書き始めるまでに動画サイトを見続けたりして、時間がかかってしまいます。でもそれはタイプの違いで、どちらがいいということではありません。
ただ僕の知っている優秀な書き手は、筆が遅いタイプが多いかもしれません。頭の中でいろいろなことを想定してしまい、なかなか書き始められないのです。
早く深い文章を書けるにこしたことはありません。ですが、僕は結局のところ「2回読みたいと思える文章を何本かけるか」を大事にしたいと思っています。
ウェブでいい文章だと思うものはあるけど、2回読みたくなるものはほとんどないですよね。
人は代表作で評価されるものです。僕はそういった文章を書いていきたいのです。
それはタイプに分かれます。4,000文字を何分で書けるかを正確に把握していているライターさんもいます。でも僕はどちらかというと筆が遅いタイプで、書き始めるまでに動画サイトを見続けたりして、時間がかかってしまいます。でもそれはタイプの違いで、どちらがいいということではありません。
ただ僕の知っている優秀な書き手は、筆が遅いタイプが多いかもしれません。頭の中でいろいろなことを想定してしまい、なかなか書き始められないのです。
早く深い文章を書けるにこしたことはありません。ですが、僕は結局のところ「2回読みたいと思える文章を何本かけるか」を大事にしたいと思っています。
ウェブでいい文章だと思うものはあるけど、2回読みたくなるものはほとんどないですよね。
人は代表作で評価されるものです。僕はそういった文章を書いていきたいのです。
会社でできないことは課外活動で学び取る。「オンラインサロンで運営を学び起業」柴山由香さんインタビュー
運営者としていくつものオンラインサロンで活動する柴山由香さん。子育てをしながら会社経営もし、それだけでも多忙なはずなのに、サロン運営に取り組む姿はかろやかです。サロン主催者からの信頼厚い柴山さんに、仕事も人生も輝かせるサロンの魅力についてお話を伺いました。
<西島知宏氏プロフィール>
クリエイティブディレクター。ウェブサイト『街角のクリエイティブ』編集長。奈良新聞社取締役。電通を経てBASEを創業。著書『思考のスイッチ』は日韓で発売。オンラインサロン『明日のライターゼミ 主催』。
クリエイティブディレクター。ウェブサイト『街角のクリエイティブ』編集長。奈良新聞社取締役。電通を経てBASEを創業。著書『思考のスイッチ』は日韓で発売。オンラインサロン『明日のライターゼミ 主催』。