でも、その説明したい道が五差路だったらどうでしょう。もしかしたら右手に上り坂が2本あるかもしれません。そんな時、説明上級者はこう説明します。
「改札を背に右に曲がり、体力的にはきびしい上り坂ですが100m程登ってください。ちなみに、途中50mぐらいの右手に美味しそうな匂いのする鰻屋さんがありますよ」と表現します。ここまでくると4Dです。ほぼ道を間違えそうにありません。
「改札を背に右に曲がり、体力的にはきびしい上り坂ですが100m程登ってください。ちなみに、途中50mぐらいの右手に美味しそうな匂いのする鰻屋さんがありますよ」と表現します。ここまでくると4Dです。ほぼ道を間違えそうにありません。
では、なぜこのような説明ができるかというと、日頃の仕事で同じように説明をしているからです。
チームを鼓舞する時、「今回のプロジェクトで他社とのコンペで勝つために我々4名が1週間全ての精力を注がなければいけない。だから体力的にも大変だと思うけど、もしコンペに勝てば、前から話していたオススメのお店で乾杯しよう!」といったように、具体的な数字、目標、そしてゴールのイメージを自然に使いこなしています。
今日から皆さんも、日頃の会話にも具体的な数字やだれもが頭の中でスケッチできるようなイメージを使うことを意識してください。一気に人を引きつける人になれるはずです。
お金持ちになれる人の特徴3:記憶に残る情報ボリュームにする
イメージが湧くようにと意識すると多くの人は言葉数が自然と多くなり、より詳細に伝えようとします。でも、それでは上手な道案内とは言えません。聞いている人の立場に立って考えてください。人の記憶に残るボリュームには限界がありますよね。みなさんも経験したことがありませんか。自分が行き方を聞いてみたら、最初に聞いた人があまりにも多くの情報を伝えてきたので記憶が薄くなり、結局目的地に向かう途中でもう一度他の人に聞くことになった。ちなみに私は何度もあります。
情報やメッセージを伝えるときには、シンプルであることが大切なのです。それは、相手の記憶に限界があるからです。では若くしてお金持ちになれる人は、なぜシンプルに伝えることができるのでしょうか。それは、日頃から「断捨離」を繰り返しているからです。
例えば時間。時間は皆共通で有限です。
付き合い、仕事、趣味、すべてをバランス良くこなすために「断捨離」は不可欠です。
記憶できる量と使える時間の共通点はここで、限りがあることです。すべての事に限りがあることをイメージして生活をしていることこそがお金持ちになる人の大事な共通点です。
記憶できる量と使える時間の共通点はここで、限りがあることです。すべての事に限りがあることをイメージして生活をしていることこそがお金持ちになる人の大事な共通点です。
1年を365日と考え1ヶ月を約30日と考えるのは誰でも同じですが、富裕層になるような人は、10年を10年とは考えずと3,650日と考えたり、1日を24時間と考えず、1日の使える時間は睡眠時間を除いて約1,000分と考えたりします。
どうですか。時間には限りがある!と改めて思えたのではないでしょうか。
今日から皆さんも、世の中の全てには限りがあることを意識して、無駄なことの「断捨離」を始めてみてはいかがでしょうか。