2019.4.4(2019.11.14更新)
学生時代はテスト勉強で暗記に取り組んできたという人も、大人になるにつれ、記憶力が衰えたと感じることはありませんか。米コロンビア大学の科学者の研究によると実は年齢が上がってからも脳細胞が増えることが判明しています。今回は、自分の脳を活性化させ、記憶力を高めるコツについてご紹介します。
記憶力を鍛えるコツ1:ストーリーやイメージと関連付けて覚える
ものごとを記憶するうえで、重要なヒントとなるのが「覚える順番」。ストーリー風に仕立て、エピソードやものなどに関連付けて覚えていくことで、頭の中で記憶の整理がしやすくなります。ぜひ活用してみましょう。
仕事上や勉強する上で単純な数字・単語だと、なかなか頭に入らないケースも多いはず。1なら「えんとつ」など関連するものを当てはめ、順に覚えることで、スムーズに記憶することができるでしょう。
仕事上や勉強する上で単純な数字・単語だと、なかなか頭に入らないケースも多いはず。1なら「えんとつ」など関連するものを当てはめ、順に覚えることで、スムーズに記憶することができるでしょう。
また、ストーリー風に関連付ける際「より具体的で視覚的に印象に残るイメージ」を頭にインプットすると効果的です。頭のなかでイメージを思いめぐらせながら、記憶をたどるようにものごとを頭に焼き付けていくことができるでしょう。
例えば、人の顔と名前を覚えるのが苦手という人は、同じ名前の知り合いや有名人と関連付けたり、こじつけで良いので、その人と話した内容や、イメージを作り話にしてしまうと良いでしょう。
イメージする際は覚えやすいものを選別すると効率的に記憶しやすいはず。わざわざ覚えにくいもの、あまり関心がないものに関連付けると逆に覚えにくくなってしまうかもしれません。
例えば、人の顔と名前を覚えるのが苦手という人は、同じ名前の知り合いや有名人と関連付けたり、こじつけで良いので、その人と話した内容や、イメージを作り話にしてしまうと良いでしょう。
イメージする際は覚えやすいものを選別すると効率的に記憶しやすいはず。わざわざ覚えにくいもの、あまり関心がないものに関連付けると逆に覚えにくくなってしまうかもしれません。
記憶力を鍛えるコツ2:感情を伴ったものごとは長く記憶される
人は、感動的な・衝撃的な体験をよく覚えている傾向にあります。というのも、感情を司る「偏桃体(へんとうたい)」と海馬が脳の近い場所に位置し、偏桃体の活性化で海馬も活性化するとされているのがポイントです。
ビジネスシーンなどでは大きな感情を伴うケースは少ないかもしれませんが、「びっくり」「きれい」「素晴らしい」といった感情もあわせると、長く記憶に残りやすいといえるでしょう。
ビジネスシーンなどでは大きな感情を伴うケースは少ないかもしれませんが、「びっくり」「きれい」「素晴らしい」といった感情もあわせると、長く記憶に残りやすいといえるでしょう。
記憶力を鍛えるコツ3:目や体を休ませることも重要
主に記憶をするのは脳ですが、脳が疲れているからものを覚えられないというわけではありません。脳というよりも、目や体を休ませることで記憶力を養うことはできるでしょう。特に目が疲れていると、何となく頭のなかへものごとをインプットしにくいというのはよくあるケースです。
数分程度目を閉じて静かに過ごしたり、体を横にして軽い休憩タイムを作ったりしてみましょう。近年では、15分程度の休憩タイムを意識的に設けている企業もあります。ぜひ有効活用して、「休むときにはしっかり休む」よう心がけてみてください。
数分程度目を閉じて静かに過ごしたり、体を横にして軽い休憩タイムを作ったりしてみましょう。近年では、15分程度の休憩タイムを意識的に設けている企業もあります。ぜひ有効活用して、「休むときにはしっかり休む」よう心がけてみてください。
頭のなかがすっきりとして、効率的に頭を動かしやすくなるのではないでしょうか。