ディップスのトレーニング手順です。
①2つのイスを背もたれを向かい合わせにして、間隔を肩幅よりやや広くして置く
②背もたれの上部分をしっかりつかみ、体を浮かせる
③ひじが90度程度になるまでにゆっくりと体を下ろしてから元の位置に戻す
①2つのイスを背もたれを向かい合わせにして、間隔を肩幅よりやや広くして置く
②背もたれの上部分をしっかりつかみ、体を浮かせる
③ひじが90度程度になるまでにゆっくりと体を下ろしてから元の位置に戻す
このトレーニングも、10~15回を2~3セット行ってください。インターバルは1分です。ディップスは、イスの背もたれで体重を支えます。そのため、イスの強度が足りない場合や背もたれがない場合は、座面に手を乗せて行ってください。ただし、足が地面についてしまうため負荷が低くなります。その対策として、動作に時間をかけて強度を高くししましょう。
以上の、ナロープッシュアップとリバースプッシュアップ、そしてディップスを順番に行ってください。種目間の休憩時間は3分ほどとりましょう。なお、最後のディップスをはじめる段階で筋力を使い果たしている場合は、無理に行う必要はありません。次のトレーニング日まで最低2日はしっかり休憩をとり、筋肉を休ませましょう。筋力が上がるにつれ、できる回数も増えてきます。
上腕二頭筋を鍛えるとより効果的
上腕三頭筋と反対側の筋肉、上腕二頭筋を鍛えることで、上腕三頭筋がより発達しやすくなります。そのため、一連のトレーニングの後に余力があれば、上腕二頭筋も鍛えることをおすすめします。
上腕二頭筋は、ダンベルやバーベルがないと鍛えにくい部位ですが、イスで代用ができます。イスの背もたれ部分を持ち、力こぶを作ることを意識して、ゆっくりとひじを曲げながら持ち上げ下ろしましょう。20回ほど行った後に、イスを持ち上げた状態で5~10秒ほど静止します。このトレーニングを3セット行ってみてください。
栄養補給を忘れない
筋肉を大きくするためには、栄養補給を忘れないようにしましょう。筋肉の材料になるタンパク質はもちろん、トレーニング後に糖質をとることで筋肉の合成や疲労回復がよりスムーズになります。また、筋肉の合成や代謝アップのために、ビタミン類も積極的にとるようにしてください。
まとめ
上腕三頭筋は、家でも十分に鍛えることができる部位です。イスがなければ、ソファーなど代わりになるものを使いましょう。適当な道具がなければ、ナロープッシュアップを指先の方向やスピード、インターバルなどを変えて集中的に行ってください。上腕三頭筋は、上腕二頭筋よりも大きな筋肉です。そのため、上腕三頭筋をしっかり鍛えることで、腕をより太く、たくましく見せることができます。
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