2020年3月25日 更新

ギグワークとは?時間もお金も自由になる|自分をコンテンツ化する働き方

不安定な世情の中で、現在の生き方を見つめ直す岐路に立っている人が多いのかもしれません。昨今、よく耳にするギグエコノミーというあり方に注目が集まっています。 長倉顕太著『GIG WORK』 より、元・編集者が語る人生100年時代の自分をコンテンツ化する働き方をご紹介します。

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2020.3.25

ギグエコノミーは編集者的

そもそもなんで「ギグエコノミー」と呼ぶのか。「ギグ」はもともとジャズミュージシャンの間で使われていた言葉で、ライブハウスなどでの単発の演奏のことを言う。
10〜11ページより引用
大学卒業後、出版社に勤務していた著者は、在籍した10年間でベストセラーを連発。現在は独立して、ホノルルや東京などを拠点としながら、個人や企業に対するコンテンツのプロデュース等を行っています。
編集者としての豊富な経験を持つ著者ですが、ギグエコノミー化する世界とコンテンツ化する世界はどんどん進行していると語っています。
ジャズの世界で、ギグは単発の演奏であるといいます。ギグワークとは、プロジェクトごとの参加や、空き時間を使って参加したりといった、仕事の形態のことを指しています。会社員であるないに限らず、さまざまな形で労働するあり方は、近年日本でも注目されています。
最初に、著者がギグワークについて知ったとき、「まさに編集者だ」と感じたのだとか。本ごとに著者、デザイナー、DTPオペレーター、校正者、印刷会社は違っているものです。
書籍編集者は、出版社に所属しながらも、本単位で仕事をしています。プロジェクトとしていくつかの仕事をするあり方は、ギグエコノミーの概念と近いものがあるようです。
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人生を戦略的にコンテンツ化する

商品が製品からコンテンツに変わっていくだけでなく、オレたちの人生そのものの変化も起こしている。簡単に言えば、人生もコンテンツ化しているのだ。
99ページより引用
私たちが生きている世の中は、多くのコンテンツに支配されていると著者はいいます。
大企業やクリエイターだけではなく、今や個人も簡単にコンテンツを作ることができます。SNSは、いわば毎日の行動の記述。それは、無意識のうちに人生をコンテンツ化しているといえるでしょう。
著者曰く、コンテンツの支配側(発信側)にまわることで、仕事のリモート化が可能になるのだとか。そして、コンテンツは利益率が高いといいます。ただし、下請け的なギグワークは労働集約型になりがちで、時間の切り売りに陥ってしまうから注意が必要です。
インターネットで配信できるデジタルコンテンツは、限界費用ゼロであり、特に日本語コンテンツはまだまだバブルであるといいます。
だからといって、やみくもに情報発信しけばいいというものではなさそうです。本著には、情報発信に必要な4つのフェーズが紹介されています。
フロントコンテンツ(情報発信)

ボジション(キャラクター)

ボジショントーク/アクト(コンテクスト)

バックコンテンツ(マネタイズ)
特に、コンテンツの価値は、コンテクスト(文脈)で決まると著者は念を押しています。コンテクスト=キャラクター=人生。つまり、「何を言うかより、誰が言うか」ということに注視していく必要がありそうです。
生き方を明確にしたうえで発信していかなくては、コンテンツも支持されにくいといえるでしょう。
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