チームラボでデジタルアートを体感しよう

カルチャー
チームラボは、自称ウルトラテクノロジスト集団・デジタルコンテンツ制作会社。デジタル分野の専門家で構成されるこの会社を率いるのは、日本のスティーブジョブスとの呼び声高い猪子寿之氏。
彼らのデジタルテーマパーク「お台場ボーダレス」「豊洲プラネッツ」は体験済みですか?
2018.9.14

「お台場ボーダレス」はもう体験済み?

チームラボの真骨頂は、テクノロジーにサイエンスとアートを融合させたクリエイティブなものづくり。彼らのもとにはWEBサイト、店舗デザイン、スマホアプリ、建築、舞台演出など、幅広い媒体を飾って欲しいとオファーが殺到しています。
「お台場ボーダレス」は、2018年6月21日にオープンしました。
注目のスポット「運動の森」は、デジタルアートとアスレチックが融合した「創造的運動空間」です。ヒール、サンダルはNGですのでご注意ください。また床一面が鏡という作品もあり、スカートは危険です。しかしなんと「腰巻」のレンタルサービスがありますので、うっかりスカートで行った場合は必ずレンタルしましょう!
自分の描いた絵が、プロジェクションマッピングで投影されて空中を泳ぐ「お絵かき水族館」は、子供も大喜びのスポットです。その他にも「ポヨンポヨン宇宙」など、子連れも楽しめる「体感する」アートで溢れています。かなり歩くことになりますので、やはり運動靴で行かれることをお勧めします。

出典:お台場にオープンしたデジタルアートミュージアム「Borderless」。

「豊洲プラネッツ」は2020年秋までの期間限定

対して「豊洲プラネッツ」は、2020年秋までの期間限定です。こちらはかなり遅くまで開場しているので仕事帰りにも立ち寄れます。
開催時間
平日・日曜日・祝日:9:00~23:00(最終入場時間 22:00)
金曜日・土曜日・祝前日:9:00~24:00(最終入場時間 23:00)
豊洲プラネッツは、水を使った作品が多くあります。触れると花に代わる鯉のいる水の中を、裸足で歩く幻想的な体験をしたり、足を拭いた後モコモコのブラックホールを体験したり。光と点に吸い込まれるような感覚は疑似宇宙体験のよう。いろんな感覚を刺激されるアート体験ができ、こちらも同様にフォトジェニックです。
基本的に裸足で水の中を歩きますのでショートパンツや膝上までロールアップできるボトムスをお勧めします。高いところでは水位が35㎝位あるそうです。子どもの場合は水着を着せておいた方が安心ですね。
スマホが水没したら大変なので入場前にスマホケースが配られます。
こちらにも床が一面鏡でできている作品があります。スカートで来場した女性のために、無料で短パンのレンタルを行っています。自前のショートパンツを持って行っても良いですね。
無料のタオルコーナーもあります。しかし、子供連れの場合はずぶ濡れになることを想定して、多めのタオルと着替えを持参しましょう!

チームラボの仕掛け人・猪子寿之の素顔とは

猪子寿之は東京大学在学中に「チームラボ」を立ち上げました。大学時代にアメリカへ留学した猪子氏は、帰国後チームラボを立ち上げるのですが、東大、東工大の仲間5人で始まったスタートアップから、2018年には500人を数えるまでの専門家集団に成長しました。優秀な人材をスカウトして仲間を増やしていくのが猪瀬氏のスタイル。優秀な人材を次々に勧誘して活動の幅を広げています。
2008年、「Webクリエーション・アウォード Web人賞」の受賞で猪子寿之の名が知れ渡りました。
スタート当初はなかなかアートとして位置づけしてもらえない苦悩もありましたが、舞台を世界に変えて台北で初の個展を行い、成功を収めます。その助言をし台北の会場を提供したのは、オタクカルチャーとアートの融合を進める世界的アーティスト・村上隆氏だそうです。
まとめ:
世界遺産の京都・下鴨神社でも「下鴨神社 糺(ただす)の森の光の祭 Art by teamLab」が2018年8月17日(金)から9月2日(日)まで開催されました。また武雄温泉では「かみさまがすまう森」が2018年10月28 日(日)まで開催中です。
ホームページのギャラリーでは美しい動画を見ることができますが、実際に見たら如何ばかりか、と溜息が出ます。ホームページには海外での業績の動画も収められていて、楽しむことができます。
都会的なシーンだけでなく、世界の歴史や自然とも融合を試みるチームラボなのです。

出典:
「チームラボが2つ!お台場ボーダレスと豊洲プラネッツの違いは?」

「とよすと」

「チームラボwikipedia」