2019.7.11(2020.1.17更新)
1 todoだけでなく自分の夢や願望を書く
手帳といえばスケジュール管理やtodoリストで活用する人も多いと思います。しかし、成功者の多くは、手帳やノートに夢や願望を書き込んでいます。
1-1 漠然としている夢や願望を書き、宣言する
「一冊の手帳で夢は必ずかなう」の著者である、GMOインターネット株式会社の代表取締役会長兼社長の熊谷正寿氏は、手帳に夢を書き込むことの重要性を説いています。
手帳に夢を書くことで、なぜ実現するのでしょうか。それは、夢を実現するために何をすべきかを、日付とともに記すことになるからです。
ただ漠然と自分の願望を書くだけでは、夢は実現はしません。もちろん自分が何を望んでいるのか、達成したいと思っているのかを手帳で見直すことにより、忘れることはありません。
しかし、それを実現するために「今何をすべきなのか」を具体的にスケジュールに落とし込むことで、その夢は現実のものに近づいてきます。熊谷正寿氏は時間があれば、ずっと手帳を見ているそうです。夢を実現するためには今何が足りないのか、どうしたらよいのかを考えているのです。
1-2 「書くこと」で気づけることがある
また手帳に手書きで夢を書くことによって、そこから「気づきを得る」こともあります。
タイピングするよりも手書きをすることで、脳の活性化につながり創造性を高めることが知られています。手帳に文字を書きながら、気づきを得ることにつながるのです。
手帳に手書きで書き込むことで、夢を実現するためには具体的にどんなアクションが必要なのか、そのヒントを生み出すことにもなります。
2 目標の達成度の確認や、見直す日を設定する
手帳に夢と実現するための具体的なアクションを書き込んだら、次はその達成度を確認しましょう。
無印計画の元会長、松井忠三氏は20年以上も同じ手帳を使い続けていますが、毎年新しい手帳を購入したら先々までの予定を書き込んでいたそうです。そしてその進捗状況を週末に確認し、仕事の振り返りと改善を行っているとのことです。
目標は設定したら終わりではありません。その達成度の確認と軌道修正の作業は不可欠です。そのために手帳は役に立ちますが、見直す日を決めてルーティン化しておくとよいでしょう。
3 会議や外出などのスケジュール管理だけでなく「目的や得たい結果」を書き込む
熊谷正寿氏も松井忠三氏も、手帳にあらゆる情報を書き込んでいる点で共通しています。
プロスポーツチームや大企業で指導を行う原田隆史氏は、目標設定の重要さを説いています。しかもその目標をなぜ達成したいのか、その思いや願いも明らかにして手帳に記入することが必要とのことです。
手帳にその目標と願い、思いを記しておけば、モチベーションの維持につながります。あとは最終的な目標と、日々達成すべき目標を書き込んで毎日の達成度をチェックしていけば、一歩ずつ確実に目標へと近づいていきます。
株式会社土屋ホールディングの創設者土屋公三氏が開発した手帳には、目標をビジュアライズするページがあります。ここに自分が目指すもの、目標にしたいことに関連した写真を貼るようになっています。毎日その写真を見るだけでもモチベーションが維持できますし、何かしら思い立って実行に移すこともできるそうです。
手帳は「夢実現プログラム」のツールだ
手帳はいつでも持ち歩くのに便利なツールです。そこに自分の夢や目標を書き込み、常にその進捗をチェックすることで、確実に達成に近づいていきます。夢実現プログラムとも言えるでしょう。まずは手帳に自分が思い描く夢を書き込んでみてはいかがでしょうか。
参考サイト
熊谷正寿氏の手帳術に迫る!
https://allabout.co.jp/gm/gc/291291/
上場を“予言”した、若き日の手書きメモ
https://toyokeizai.net/articles/-/31254?display=b
紙に書くからこそ、情報が即座に引き出せる
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/3414
無印良品のPDCA 一冊の手帳で常勝経営を仕組み化する!
https://books.rakuten.co.jp/rb/15198576/?m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fev%2Fbook%2F&scid=af_sp_ich_link_urltxt&sc2id=af_101_0_0
原田メソッド目標達成講座「社会に必要とされる人」より
http://www.nextleader.jp/harada_method/sp/video/index_nor_s.php