18年の取材で分かった健康のための食事法とは
STAGE編集部:健康のための食事法について教えてください
日経ヘルスでは、多くの食事法を取材してきましたが、津川友介さんの「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」は現時点で一つの解なのではと私は思っています。
津川さんは、データのエビデンスに基づいて食材を5つに分類しています。例えば、健康にいいというデータがしっかりあるのは野菜と果物、魚、精製度の低い炭水化物など。一方、悪いデータがあるのは、加工肉などと紹介されています。
また、日本人を対象とした研究結果から定められた「科学的根拠に基づいた『日本人のためのがん予防法』」の食事の項目も参考になります。減塩、節酒にも言及されていますが、それも重要です。ただ、あまりに厳密にしすぎても、食事を楽しめず、ストレスになりますから、そういった知識も頭に入れつつ、柔軟に対応されるのがいいのではと思っています。
日経ヘルスでは、多くの食事法を取材してきましたが、津川友介さんの「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」は現時点で一つの解なのではと私は思っています。
津川さんは、データのエビデンスに基づいて食材を5つに分類しています。例えば、健康にいいというデータがしっかりあるのは野菜と果物、魚、精製度の低い炭水化物など。一方、悪いデータがあるのは、加工肉などと紹介されています。
また、日本人を対象とした研究結果から定められた「科学的根拠に基づいた『日本人のためのがん予防法』」の食事の項目も参考になります。減塩、節酒にも言及されていますが、それも重要です。ただ、あまりに厳密にしすぎても、食事を楽しめず、ストレスになりますから、そういった知識も頭に入れつつ、柔軟に対応されるのがいいのではと思っています。
STAGE編集部:白澤編集長の食事について教えてください
わざわざお話しするようなことでもないのですが、気がつくと食物繊維はとれていないことが多いので、積極的にとるようにしています。たとえば、〆切前の忙しい時期には、コンビニを利用しますが、そこでも食物繊維がとれるものを選びます。
手軽なのは、もずく酢と納豆を混ぜた「もずく酢納豆」です。自宅では、たまにキムチも混ぜます。18年間、日経ヘルスで取材をしてきて、お酢と納豆は良いとわかっているので意識的に取り入れています。
あとは、プレーンのヨーグルト1パックに、砂糖を使っていないドライフルーツを一晩漬け込むことも。これは日経ヘルスで何度も取り上げています。一晩置くと、ドライフルーツが柔らかくなってとても美味しいです。
ヨーグルトの最大の弱点は、食物繊維がないこと。そこをドライフルーツで補うわけです。きなこを混ぜるレシピも紹介してきましたが、やはりドライフルーツが一番美味しいですね。
わざわざお話しするようなことでもないのですが、気がつくと食物繊維はとれていないことが多いので、積極的にとるようにしています。たとえば、〆切前の忙しい時期には、コンビニを利用しますが、そこでも食物繊維がとれるものを選びます。
手軽なのは、もずく酢と納豆を混ぜた「もずく酢納豆」です。自宅では、たまにキムチも混ぜます。18年間、日経ヘルスで取材をしてきて、お酢と納豆は良いとわかっているので意識的に取り入れています。
あとは、プレーンのヨーグルト1パックに、砂糖を使っていないドライフルーツを一晩漬け込むことも。これは日経ヘルスで何度も取り上げています。一晩置くと、ドライフルーツが柔らかくなってとても美味しいです。
ヨーグルトの最大の弱点は、食物繊維がないこと。そこをドライフルーツで補うわけです。きなこを混ぜるレシピも紹介してきましたが、やはりドライフルーツが一番美味しいですね。
健康で美しく働き続けるために意識したいこと
STAGE編集部:健康で美しく働き続けるために意識すべきことは?
健康を維持することが美しさにつながるのではと、日経ヘルスでは考えています。まず、運動を取り入れ、いつまでも動ける体の土台作りをすることが大切だと思います。運動は骨・筋肉にも、脳にも効くとわかってきました。
特に女性は、40代以降、女性ホルモンの減少により、骨が弱くなりやすくなるので、骨を守るためにも、骨を支える筋肉量を維持するためにも重要です。筋肉は弱くなった関節をサポートする働きもあります。食事による極端なダイエットをすると、やつれたり、げっそりしたりするので、体にいい栄養を“足す”“満たす”意識で食事を選ぶといいと思います。
日経ヘルス2018年8月号の特集で紹介しましたが、2016年の男性の平均寿命は80.98歳、女性の平均寿命は87.14歳。まだまだ伸び続ける可能性があり、2016年生まれの女性が90歳まで生きる割合は、49.9%と推測され、約2人に1人の人があてはまることになります。
人生100年時代、元気に動ける時間を延ばすために、楽しく健康習慣を取り入れることからはじめてみてください。
健康を維持することが美しさにつながるのではと、日経ヘルスでは考えています。まず、運動を取り入れ、いつまでも動ける体の土台作りをすることが大切だと思います。運動は骨・筋肉にも、脳にも効くとわかってきました。
特に女性は、40代以降、女性ホルモンの減少により、骨が弱くなりやすくなるので、骨を守るためにも、骨を支える筋肉量を維持するためにも重要です。筋肉は弱くなった関節をサポートする働きもあります。食事による極端なダイエットをすると、やつれたり、げっそりしたりするので、体にいい栄養を“足す”“満たす”意識で食事を選ぶといいと思います。
日経ヘルス2018年8月号の特集で紹介しましたが、2016年の男性の平均寿命は80.98歳、女性の平均寿命は87.14歳。まだまだ伸び続ける可能性があり、2016年生まれの女性が90歳まで生きる割合は、49.9%と推測され、約2人に1人の人があてはまることになります。
人生100年時代、元気に動ける時間を延ばすために、楽しく健康習慣を取り入れることからはじめてみてください。