富裕層から学ぶ人生におけるモチベーションの保ち方

人生で何かを成し遂げるための要素としてモチベーションは欠かすことができないうちの1つです。今回はアメリカの成功者のインタービュー等を参考に、彼らが人生においてどのようにモチベーションを保ちその人生を成功に導いたのかについてお届けします。

2018.12.3

正しいマインドセットを持つ

始めにニューヨークタイムスベストセラー作家でシリアル起業家、エンジェル投資家そしてデジタル・SNマーケッターと様々な肩書を持、純資産50億ドル超を保有するゲイリー・ヴェイナチャックのストーリーを紹介します。
彼は自身が運営するブログの中で、モチベーションを保つために必要なものはマインドセットだと述べています。そのマインドセットとは「人生は1回限りしかない、そしてやりたいことをするための時間は限られている」というもの。
ヴィネチェックは人生とはいつか終わりがくるものであり、自分に与えられた時間は資産であるという意識を常に持ち続けることがモチベーションを保つための秘訣であり、そのうえで与えられた「人生」という時間に感謝し、それを自分のためだけに有効に使うことが大事だと語っています。
彼は自身が開催するセミナー等で人生やビジネスにおいて何度か自分が厳しい環境におかれた際にはこのマインドセットに立ち返り自身を鼓舞してきたこと、そしてこのマインドセットが今でも彼のモチベーションの原動力になっていると伝えています。

人生におけるビジョンや目標を明確にする

次にベストセラー作家であり、俳優、そして世界ナンバー1セールストレーナーで不動産投資家として有名なグラント・カードンの言葉を見てみましょう。彼は一代で不動産ビジネスをスタートし、今では純資産350億以上を保有する資産家となりました。
カードンは2016年にLinkedInが運営するウェブサイトに寄稿した記事の中で、モチベーションの保ち方について語っています。彼のモチベーションの原動力は常に自分自身がどのような人生を実現したいのか、どんな人間になりたいのかの明確なビジョンを持つことです。
カードンは今でこそ成功者ですが、彼のそこに辿り着くまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。彼は25歳の時、麻薬中毒者でした。しかし、そのどん底の中で彼は家族や友人、そして自分のために中毒から抜け出しビジネスで成功するという目標を立てます。
そして、目標通りまず麻薬中毒を克服し、苦手だったセールスについて自ら積極的に学び続けながら寝る間を惜しんですべての時間を仕事に費やしました。それが彼を成功に導き、また、成功した今もガードンは毎日朝と夜に人生の目標をノートに書き、それを意識することで日々のモチベーションを常に保っています。

自分がやりたいことをし、好きな人と仕事をする

最後に世界最大の投資家とうたわれ、88歳になった今でも自身のモチベーションを落とすことなく精力的に活動を続けるウォーレン・バフェットについて紹介します。彼は2018年のアメリカの経済紙フォーブスが毎年3月に発表している個人資産ランキングでもアマゾンのジェフ・ベソス、マイクロソフトのビル・ゲイツに続いて3位にランクインされている大富豪で、その総資産は840億ドル。
バフェットはアメリカのワシントンD.C.にあるNPO法人The Economic Club の25周年記念のイベントでどのように日々のモチベーションを保っているのかという質問に対して、「毎日自分がやりたいことをやり、自分が好きな人と仕事をすること」と回答しています。
また、彼は人生おいて成功とは自分が欲しいものを手にいれることであり、そして幸せとは主体的に人生を生きることと述べており、成功より幸せを人生において重視しているとカナダのアイビービジネススクールでのスピーチで若者へ向けて伝えています。
今回はアメリカの成功者のストーリーをもとにモチベーションの保ち方についてお届けしました。人生は1回きりしかないというマインドセットを持つこと、人生におけるビジョンを明確にすること、そして自分のやりたい仕事をすることが今回紹介した成功者のモチベーションを保つ源となっています。これから人生を変えたい、何かやり遂げたいことがある人は彼らのストーリーを参考にしてみてはどうでしょうか。

参考サイト

https://www.garyvaynerchuk.com/two-secrets-staying-motivated-hungry/
Hikkey

Hikkey

バイリンガルWebライターとして活躍中。英語力とこれまでの人生経験を活かして3つのメディアを中心に日本語と英語で記事を執筆中。健康とヨーロッパにおける移民問題がマイブーム。毎日、日本では出ないニュースを追っかけています。
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