Everydayプロジェクトの眼目は日常風景の一コマを集めること。なぜなら、公的機関による記録からはみ出る日常こそが、私たちの生活というリアルな歴史を刻んでいくからです。家族の行事や記念日の写真は「この時代はこういう遊びをしていたのか」「こういう祝い方をしていたのか」という情報を含んだ記録になるでしょう。あなたがいつも目にする街並みや乗り物の中だって、インフラと人々の関わりというその時代を刻む大切なもの。友人や同僚との勉強会の光景だって使っている文具や本、身につけている服やアクセサリ、インテリアの傾向といったもの含んでおり、時代を知るのに必要なものです。日常であるその場のその瞬間を切り取ることが目的なら、被写体が撮影のために着飾る必要はありませんし「カメラ目線」も必要ありません。
あなたが撮った写真には、あなたが思っている以上の情報や時代性があらわれています。わざわざセッティングをしていない、何気ない家族や友人の行動、最近何気なく買った文具、雑然とした部屋の様子、お気に入りのものを気軽に撮ってEverydayプロジェクトに投稿する。それだけで、あなたが気にもとめなかった当たり前のことが、人類の歴史を刻む大切な遺産に変わっていくのです。手元のスマホを使って、あなたも今この瞬間を撮ってみませんか。
【参考】
総務省『平成29年度版 情報通信白書』「情報通信機器の普及状況」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc262110.html
The Everyday Projects
https://www.everydayprojects.org/
Everyday Japan クロニクル
https://www.onechronicle.com/chronicles/everyday-japan/
日本の写真は「自撮り、食べ物、可愛いペットが多い」| ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2018/03/post-9697.php
総務省『平成29年度版 情報通信白書』「情報通信機器の普及状況」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc262110.html
The Everyday Projects
https://www.everydayprojects.org/
Everyday Japan クロニクル
https://www.onechronicle.com/chronicles/everyday-japan/
日本の写真は「自撮り、食べ物、可愛いペットが多い」| ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2018/03/post-9697.php
AIはもっともっとコミュニケーション上手にならなくてはいけない
面倒な作業をしてくれたり情報を提供してくれたりする便利なAI。これらの機能に加えて、今後のAIにはコミュニケーション相手という役割も期待されています。人間とのコミュニケーションにおいて、AIには「聞き手」という受動的姿勢も求められているのです。