「分け隔てなく優しい」はお育ちが良い証拠?
矢島:クリスくんは、別け隔てなく接してくれるんですよ。私にも優しくて。
STAGE編集部:そんな。矢島さんは忌み嫌われるような女性じゃないですよ。私が矢島さんのこじらせキャラを強調しているだけで。黙ってたけど、実は美人ですし…。
矢島:ありがとうございます。当時の私はかなりコンプレックスが強かったし、男性慣れもしていなかったので。
STAGE編集部:ふっふっふっ、誰にでもある「そんな時期」ですねー。
矢島:「そんな時期」でも分け隔てなく優しいって、やっぱりお育ちがいいんだと思うんです。
STAGE編集部:今回のクリスくんはお金持ちではないのでは?
矢島:いえ、わりとお金持ちです。が、「わりとお金持ち」が普通に見えちゃう状況で。
絶滅危惧種「3高」男子
STAGE編集部:クリスくんとは、矢島さんが(無謀にも)マネージャーめざしたバスケ部で出会ったんですね。
矢島:はい。クリスくん、すごく背が高くて、184cmもあって。
STAGE編集部:昔々、日本という国に、「3高」っていう言葉があったんですが…。
矢島:知ってます! 「高収入」「高身長」……あとなんでしたっけ?
STAGE編集部:「高学歴」。バブル時代の女子の結婚したい男性の条件だったのでした。クリスくんは、高身長で高学歴だから、あとは社会人になって高収入を得ていれば、今や日本では絶滅危惧種の「3高男子」ですね!
矢島:クリスくん、早々に肉食女子(かどうかは知りません!)に狩られてご成婚しました!
STAGE編集部:いきなり絶滅! やっぱり、イケメンは結婚早いんだ!!
矢島:ものすごく豪華な結婚式だったと伝え聞きました。
STAGE編集部:逆玉の輿なのかな〜〜。若くして結婚を決める心境を知りたい、猛烈に。今度は、金男と見事結婚した女子の話を聞きましょう! そうしましょう!
矢島:えーー。本当に「結婚へのクロージング」が課題なんですねー。
STAGE編集部:そうです! もはや、世の中の課題といっても過言ではない。社会貢献ですよ。
矢島:うーん、顔が好みだったからとか言われたら、もう試合終了じゃないですか?
STAGE編集部:顔プラスαの要因が必要な気がするんですよ! あぁ、Googleに金男のビッグデータを解析してもらいたい。「OK Google,お金持ちと結婚できる方法を30パターン出して!」
AIスピーカー:「よく聞き取れませんでした」
お金持ちは優秀な人間に引き寄せられる
STAGE編集部:クリスくん、男子にもモテモテですね。
矢島:そうそう、1話で出てきた「アルファロメオの麗司」と、ずっとずーーっとつるんでたし。
STAGE編集部:そういうのBLっぽくて、一部の方々がときめきそうです。
矢島:クリスくんは勉強ができたので、テストや課題前には、とにかく人気。
STAGE編集部:優秀だったんですね。
矢島:クリスくんは、純日本人なんですけど、帰国子女でもないのに英語がペラペラでした。その上、数学がよくできて、プログラミングの研究室に入ってバリバリやっていました。
STAGE編集部:ご幼少の砌から慶應ご在学の方にはBe動詞わからない系の方もいらっしゃるようなので、それは頼もしいですね。
矢島:そうですね。そういう意味で、お金持ちだけどお勉強的には残念なお友達にモテモテだったのかも。
STAGE編集部:ちょい残念な人でも、お金持ちの親はコネクション力やらグリップ力が違いますから。将来、経済的上位に立ちやすいはずですよ。身もふたもない話ですが。お金持ちは遺伝するの法則です。
矢島:そういう人たちを助けているといいことありそうですね、確かに!
STAGE編集部:クリスくんは徳が高いですね…。将来有望そうです。
矢島:社会人になってからは、自分でプログラム書くのは効率が悪いといって、インド人に発注していました。
STAGE編集部:あ、なんかきっと儲けてる。そんな気がする。
矢島:お金持ち男子にモテるコツその1は、「極めて優秀」あるいは「一芸に秀でる」ことでしょうか。
STAGE編集部:それな。まさに一芸突破で実践している人が目の前に…。私も中途半端に(しか)勉強でき(なかっ)たのがダメだったのかも…。もっと好きなことを極めていれば……。
矢島:もうちょっと遅いかもなので、次世代へ託しましょう!
STAGE編集部:自分がちょっと若いと思って、今回は余裕な矢島さんがにくいー。
矢島:それはそうと、そろそろ矢島の慶應ボーイの在庫がなくなります。お金持ちを探す旅に出たいので軍資金を…。
STAGE編集部:そこは、一芸で突破を期待しております!