自己投資として資格を取得すると、自身が成長した気になりますし、有名大学出身者であれば試験勉強が得意で、資格取得が比較的苦にならなかったりもします。就職/転職活動においても、多少のアピール材料や話のネタになるかも知れません。しかし、ここが落とし穴で、ほとんどの資格は限られた場所・状況下でしか活用できないものなのですね。要は、有限のお金と時間を投じても、それに値するリターンが得られない資格取得となっているケースが多いのです。
実際、社内外から高く評価され、早期に昇進・抜擢されてゆく方は、自己投資=資格取得という捉え方は決してしないものです。言わずもがな、その資格取得に合理的な理由があるならば問題ありません。例を挙げれば、「大手監査法人に入って総合商社の監査を担当したいので、USCPAの資格を取得する、」「30代前半までに海外駐在を経験したいので、社内基準のTOEICスコア860点をクリアする」などですね。
自己投資として資格取得が視野に入ってくるのは、業務上・キャリア形成上で必須資格のケースに限る、と考えておくのが無難です。
自己投資として資格取得が視野に入ってくるのは、業務上・キャリア形成上で必須資格のケースに限る、と考えておくのが無難です。
自己投資でお金持ちになれる人となれない人の違いは何?
自分磨きのために自己投資をする。チャレンジしている方は多いと思います。しかし、同じ自己投資をしても、成果に違いが出るのはなぜでしょうか?今回は自己投資で成果が出せないケースを分析していくことで、成功する自己投資とはどのような自己投資なのかを考えていきたいと思います。