家賃に加えて「Nebenkosten」と呼ばれる費用を支払う必要がありますが、これは日本で言う所の水道光熱費・管理費などを指すと考えて問題ありません。
ちなみに…アパートやマンションに住む場合は“騒音トラブル”に注意して下さい。海外にしては珍しく、スイス人は日本人よりも“音に神経質”だと言われています。夜間のシャワー、時には掃除機の使用時間までについて、厳格にルール化されている物件が多く見られます。子育てを考えている場合は、角部屋やメゾネットタイプの物件も検討してみるとよいでしょう。
市内の移動はバス・トラムが便利
市内最大の駅は「チューリッヒ中央駅」で、ヨーロッパ随一のターミナル駅として知られています。地下にはショッピングセンターも併設しており、空の玄関口「クローテン国際空港」までは、国鉄でわずか12分あれば移動できてしまいます。各国を股にかけるビジネスマンなどは、この様な点からも、チューリッヒへの移住にメリットを感じる場合も多いです。
市内の移動はバスやトラムが中心で、料金は地域によって「zone」で分けられています。
料金は、1〜2区間の「zone」の移動で4.4 CHF(約484円)。これを日本の初乗り程度の移動距離と考えると、運賃は2〜3倍程度が相場だと言えます。
料金は、1〜2区間の「zone」の移動で4.4 CHF(約484円)。これを日本の初乗り程度の移動距離と考えると、運賃は2〜3倍程度が相場だと言えます。
1日に何度も利用する場合や、通勤に利用する場合は、24時間券や定期券を購入することをオススメします。
以上から、チューリッヒで満足な生活を送るには、月々40万円以上の費用が必要となるでしょう。しかし、これらの生活費の高さは、暮らしや就労のメリットの高さの裏返しとも言えます。十分な貯蓄や転職の準備をし、ぜひ憧れの移住ライフを手に入れて下さい。
「いつかは住みたい」エストニアでの生活費
バルト三国の最北に位置するエストニアは、人口約130万人、国土は日本の約9分の1の小さな国です。以前に、元大関・把瑠都の活躍で国名を耳にした方も多くいらっしゃると思います。そのエストニアですが、近年“IT先進国”として大きな注目を浴びていることをご存知でしょうか? 実は、あの「Skype」もエストニアから生まれたサービスなのです。