2019.5.14
海外ドラマに見る英語の名言を2つ
まずは、海外ドラマに見られる英語の名言を2本紹介しましょう。なるべく、ビジネスシーンでも、プライベートシーンでも馴染みそうなものを選びました。
『You fight it. You don't give up. And one day you just change.(状況に立ち向かい、諦めないこと。そうすれば、いつかあなたはとにかく変わる)』
「ウォーキング・デッド」のキャロル・ペルティエが発する名言ですね。人間とは本来弱いものです。公私ともに言えますが、一度逃げ癖を付けてしまうと、困難にぶつかる度に立ち向かわずに逃げるようになりがちです。酷い場合は、自身の現在の立ち位置すら見ようとしなくなります。それでも、「逃げずに真正面から戦う!」「絶対に自分で乗り越える!」と決意して事に当たると、徐々にでも道が拓けてきます。不思議と、応援してくれる人が現れたりもします。ちなみに、この"it"は漠然と状況・環境を表すものですね。
『People make choices every day. And those choices are what define us.(誰でも日々選択を繰り返している。そして、その選択の積み重ねこそが、自分が何者なのかを決めている)』
海外ドラマのヒット作、「デスパレートな妻たち」の中で始まりに自ら命を絶ち、このドラマのナレーション役を務めるメアリー・アリス・ヤングによる名言です。私たちは、例外なく毎日大小様々な選択を繰り返しています。やっている仕事、所属している組織、配偶者や家族、住んでいる場所、着ている服など、今の自分を形作っているものは、過去の選択の積み重ねに他なりません。そうであればこそ、選択を繰り返していることを意識し、個々の選択を惰性ではなく、確信を持って行いたいものですね。「私は○○の自分でいたいから、今ここでこの選択をする!」という意識が大切なのでしょう。
海外アニメに見る英語の名言を2つ
次は、海外アニメに登場した英語の名言を2本紹介します。海外アニメは、実は大人向けのものも多いので、意外と素直に台詞が腑に落ちたりします。
『Don't say "ALWAYS"!! Nothing in this life is for "ALWAYS".(「いつでも」なんて言うなよ!!人生には、「いつでも」あるものなんて何にもないんだから)』
米国の新聞に連載された「Peanuts」という大人向け漫画の主人公がチャーリー・ブラウンで、その飼い犬がスヌーピーです。日本で海外アニメとして紹介された際は、「スヌーピー」という作品名に改められました。この名言はルーシーの弟で、「安心毛布」をいつでも持ち歩くライナス・ヴァン・ペルトによるもの。確かに、いつでも空気のようにあると思い込んでいるものは、決して当たり前の存在ではありませんね。隣で眠っている家族も、酒を酌み交わしている友人も、いてくれて当たり前ではないのです。人生で100%確実なことは、誰もがいつかはこの世を去らねばならないことくらいです。
『Sometimes losing may become a great fortune later.(負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる)』