・S(Specific)
明確で具体的であることです。「何をやるのかが具体的」であることを意味します。「毎日TOEICの勉強を頑張る!」という曖昧な目標はNG。「通勤時間中に○○単語集を1日10単語ずつ確認・習得、」などと設定するのですね。
・M(Measurable)
計測可能であること。「結果を数字で計測できる」ことを意味します。目標の達成度合いを、誰の目から見ても客観的に評価できることになります。「海外駐在に対応できる英語力をを身に付ける!」という目標は、達成度が計測不可能ですので、「TOEICスコア860点を確保する、」などとすべきでしょう。
・A(Achievable)
現実的に達成可能であること。現在の自身が「努力を継続すれば自ずと達成できる」ことを意味します。現時点でTOEICスコア300点の方が、「年末までにTOEICスコア860点を確保する、」という目標は非現実的です。「年末までにTOEICスコア400点を確保、」などとした方がベターです。非現実的な目標設定は、潜在意識が達成不可能であることを分かっているため、努力して成功者に近付くモチベーションを喪失させるので要注意です。
・R(Result-oriented)
成果に基づいていること。表現を換えれば、自身が「獲得したい!」「達成したい!」と心から思える目標を設定することです。目標を設定する際は、「本当に自分はそれを求めているのか?」と自らに問い掛けるクセを付けましょう。周囲の目を意識したり、半ば強制されたりした目標を設定しても、達成意欲が徐々に削がれることになりがちです。
・T(Time-bound)
達成期限が明確であることです。「何年何月何日までに」目標を達成するのかがハッキリしていることを意味します。言わずもがな、途中経過として、「いつまでに何をするのか?」も併せて明確化することが目標達成のコツですね。
以上の「SMART法則」を意識して、身近なところから目標設定してみてください。今までよりも目標達成しやすくなり、結果的に成功者に近付く一歩を踏み出せる可能性があります。
富裕層が持つ「目標達成力」を高めるために身につけたい3つのこと
年頭に立てた目標を達成できずに終わる方は多いと思います。目標を達成するためには、強い信念が必要です。財産を築いた富裕層はみな、それぞれが貫き通した信念があります。今回は富裕層たちの信念について調べることで、大富豪に至る信念の持ち方を考えたいと思います。