首都タリンでは、すでに2013年から市民を対象に無償化が始まっており、市の登録件数が大きく増えるなど、地域の発展に一定の効果をもたらしています。市内の公共交通機関は、朝6時から23時(一部は24時)まで運行しています。面積もそれほど広くない都市であるため、徒歩や自転車でも、快適に移動することができます。
欧州の中では安価な食費
食材は、国産のほかにも、近隣のEU各国から輸入しているものも多く、安くて豊富です。パスタ・パン・チーズ・ビールなどは、日本よりも格安で手に入れることが可能です。
外食は、ランチ1食あたり4ユーロ(約520円)前後と、日本と同程度。観光客を対象にした様なレストランにさえ入らなければ、大きく家計を圧迫することはないでしょう。
エストニアにはカフェも多く、コーヒー1杯の相場は3ユーロ(390円)。テラス席や旧市街の城壁に囲まれたオシャレなカフェを毎日訪れることができるのは、この地に暮らすからこその大きなメリットです。
それぞれの収入やライフスタイルによって差もありますが、現地で暮らす場合、月々800〜1,000ユーロ(約10.4万円〜13万円)程度あれば、最低限の生活ができると考えられます。
エストニアは、ITテクノロジーが普及していることに加えて、法人税が安く済む傾向にあることからも、ビジネス界で熱視線を集めています。これらを参考にして、移住への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
「いつかは住みたい」アムステルダムでの生活費
風車やチューリップなどで有名なオランダは、四季を通じて美しい景観が楽しめる国です。首都として発展するアムステルダムでは、それ以外にも、中世時代の趣を残す街並みも楽しむことができ、国内外から多くの人々が行き来しています。