2020.3.28
TOBEリストとは?理想の自分リストを作るメリット
TOBEリストとは、こうありたいと思い描く理想の自分や状態、ゴール、夢を書き出したリストです。海外では「Goal Setting」と言われたり、日本でも「夢ノート」などと言う言葉でも出回っています。それぞれ微妙に違いがあるようですが、基本的なアイデアは同じことです。
童心にかえって考えてみてください。忘れていた理想の自分の姿や夢が浮かんできませんか。または、10年後の理想の自分を想像してみたら、こうしていたいとか、ああなりたいとかイメージが沸きませんか。
どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、夢ははっきりと言葉にして書き出すことで現実化されやすいと言われています。リーダシップトレーナーでニューヨーク・タイムズベストセラー作家でもあるマーク・マーフィー氏はForbes誌に寄稿した記事の中で、自身が行った調査によると、自分のゴールをはっきりと記述している人はそうしない人よりもゴールに達成できる可能性が1.2~1.4倍高いということが分かったと言います。
頭の中で、ゴールのイメージを生成し、それを書き出す時にまたイメージを再生成し実際に言語化する。そうすることで脳にゴールのイメージが鮮明にインプットされ、行動に移しやすくなるということです。
ヴァージン・グループのCEOリチャード・ブランソンやビル・ゲイツなど多くの成功者がノートを持ち歩き、考えを書き出したり、メモをとる習慣があることからも、文字として書き出すことの効果が高いことは分かります。
TOBEリストの作り方
リストの作り方については色々なスタイルがあるようです。例えば、プロサッカー選手の本田圭佑さんがプロデュースした「夢ノート」では、1ページに1つの夢と、それを達成するために段階に分け、いつまでにそれぞれを達成するか具体的に書くというようなスタイルです。市販されているので、使ってみるのもいいかもしれません。
また、SMARTゴール(「Specific:具体的」「Measurable:測定可能」「Achievable:達成可能」「Realistic:現実的」「Time-bound:時間制限」)設定というやり方もあるようです。
筆者個人的には、気に入ったノートにカテゴリーごとに色の違うペンで1ページに1つのゴールを書きます。その際には、Specificという点を参考に 、なるべく具体的に状況を記述するようにしています。
例: 理想のキャリア青ペン:年収●●の●●の起業家になる
理想の人間像はピンクペン:●●のような優しさと余裕のある女性になる
理想の人間像はピンクペン:●●のような優しさと余裕のある女性になる