「成功者とは?」ビジネス界以外での定義の例
次に、ビジネス界以外の著名人による成功者についての定義を、具体例で2本紹介してみましょう。全体として、自身を裏切らない生き方を定義する成功者が多い感があります。
『Success is peace of mind, which is a direct result of self-satisfaction in knowing you did your best to become the best you are capable of becoming,(成功とは心の平安。それは、自分は可能な限り最高な人間になるためにやるべきことをやり尽くした、という自身への満足感から得られるものに他ならない)』
米国の大学バスケットボール界きっての名コーチで、数多(あまた)の名言を遺したことでも知られる、John Robert Wooden(ジョン・ロバート・ウッデン)氏による成功の定義です。自身と、その行動に対する納得感・満足感こそが心の平安をもたらし、心の平安を持てる者こそが成功者に他ならない、ということですね。前人未踏の620勝を成し遂げた百戦錬磨の猛将であったからこそ、心の平安の大切さを人一倍理解実感していたのかも知れません。 こちらも、結果よりもプロセスにこそ注目している成功者の例です。
『Success is going from failure to failure without a loss of enthusiasm.(成功とは失敗から失敗へと、情熱を失うことなく生き抜くこと)』
最後は、第二次大戦を勝利に導いた英国の名宰相、Sir Winston Leonard Spencer-Churchill(サー・ウィンストン・レナード・スペンサー=チャーチル)氏による成功の定義です。事の始めに当たって情熱を持っている人間は少なくありませんが、時が経ち壁に突き当たり、失敗を重ねる内に成功への熱意を喪ってしまう人間がほとんどです。つまり、成功する手前まで達していても、日の目を見ることなく撤退してしまう例が多い訳です。この成功者の定義も、結果よりもプロセスにフォーカスしていますね。
成功者に共通のお金に関する習慣は3つ?生きた使い方こそ全て
成功者のお金に関する習慣と聞いて、何をイメージしますか。長財布を使うことでしょうか、それとも海外投資をすることでしょうか。成功者に共通したお金の習慣は、実際にはもっと本質的で、シンプルなものです。一言で表せば、「生きたお金の使い方をする、」これに尽きます。