「I」=IoT
IoT(Internet of Things)はあらゆるモノをインターネットにつなぐことを意味します。現代ではパソコンやモバイル端末以外にもコンピュータを搭載している機器は増えてきており、そういったあらゆる機器のセンサーから収集できるデータをインターネットを通じて収集し、様々な課題の解決や新たなサービスの提供に活かす流れが強まっています。家電からのデータにより家事をサポートするサービスが開発されたり、ドアやライトのセンサー情報をホームセキュリティに役立てるなど、身近なところでのIoTの進化は着実に進んでいます。
「C」=サイバーセキュリティ
上記のIT化の進展により、我々の情報は日々膨大になり流通し続けています。個人情報や企業独自の情報など価値のある情報を狙う犯罪も増え続けており、それに対処する技術も発展しています。個人レベルではパソコンやモバイル端末を不正アクセスやウィルスから守るアプリケーションが広く普及していますし、振り込め詐欺や詐欺メールなどのソーシャルエンジニアリングを未然に防ぐためのセミナーなども盛んに開催されています。企業においても情報の漏洩は企業価値を深刻に毀損するため専門部署を設けて対応するなどそのニーズは高まり続け、国家レベルでもサイバーセキュリティ基本法を制定して常にサイバー攻撃の動静をチェックするなど、その影響は年々大きくなりつつあります。
まとめ
世界のIT化を支えるこれらの7つの大きな潮流は、我々のこれからのライフスタイルを大きく変えていく可能性を秘めた分野ばかりです。その技術はさらに発展を遂げ、市場規模も拡大し続けることが予想されています。今後の世界の有り様を占う重要なワードとなりますので、常に意識してチェックしておきたいものです。