2019年2月7日 更新

夫婦円満の秘訣はキッチンにあり 心理学でわかる料理と愛情の関係

「食べること」は生きる上で、大切な行為の1つです。この「食」をめぐる環境をパートナーと共有することが、2人の関係を円滑にする秘訣だと心理学者たちは語ります。その理由と具体的な方法など、パートナーと幸せに過ごせるとっておきの手段をお伝えします

かつては、食事の時間とは家族で時間を共有する生活の中の基本でした。

なぜなら、食事の時間にこそ、一日にあったことを語り合い互いを見つめあう機会であるからなのです。
生活スタイルの変化によって、カップルと言えども食事を共にすることが激減しているといわれています。それはつまり、カップル間の会話やコミュニケーションの量の低下とも直結しています。

相手を思う気持ちを、料理中にこそ表現できる

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恋愛が始まったばかりのころ、相手を驚かせたい、喜ばせたい、慰めたいという思いから、料理をしたという思い出は誰にでもあるのではないでしょうか。
そんな感情が呼応しあい、愛情のキャッチボールがはじまるのです。
トレマンテ女史によれば、たかだか料理といえどもそれは立派な創造活動であり、「これ、好きかどうか味見して」とか「このいい香り、嗅いでみて」などなどの会話は、お互いの感覚を研ぎ澄ましていく効果があるのだそうです。
料理が完成すれば、それは歓びの共有ともなります。家庭で作る料理やお菓子の香りには、なぜか幼少期の甘い思い出も絡み合うもの。これは、人間に純粋の喜びを喚起させるのだそうです。

食の嗜好もカップル間では重要な要素

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とはいえ、多忙な2人がともに料理をし食事をする時間を作ることは難しいのも事実です。
トレマンテ女史は、こんな時に生じるカップル間のネゴシエーションも、関係を深めたり修復したりするのには役立つのだそうです。つまり、相手が緻密なスケジュールに追われているときは自分が料理を担当する、などなど。
女史が、「決して簡単ではない」と断言するカップル間の食の問題に、それぞれの「嗜好」があげられます。一方がベジタリアンであれば、当然料理をするにもそれを考慮しなくてはいけません。こうした配慮は、関係を深める可能性がある一方、二人の関係に葛藤をもたらすことにもなりかねないのです。
こうした「闘争」を経てこそ、他人の気持ちやニーズを尊重する関係を築くことができるのかもしれません。
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井澤 佐知子 井澤 佐知子